2017年08月16日

PICKUP NEWS


首相「加害」5年連続で触れず(2017/08/16東京新聞)
首相は第一次政権時の二〇〇七年の式辞では、歴代首相と同じように加害の事実を指摘し、「深い反省」を語っていた。第二次政権以降、「加害と反省」には触れなくなった。天皇陛下が一五年以降のお言葉で「深い反省」に言及されているのとは対照的だ。歴代首相が表明した「不戦の誓い」の言葉も直接には使っていない。安倍首相は一三、一四年に触れず、批判の声が上がると、戦後七十年にあたる一五年と翌一六年は「戦争の惨禍を繰り返さない」と言及。今年もほぼ同じ表現だった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017081602000130.html



標的にされる島(2017/08/16東京新聞)
米領グアムの周辺に北朝鮮がミサイル発射を警告したというニュースに、この夏に沖縄で出会ったグアムの高校教師、サビーナ・ペレーズさん(49)のことを思い出した。先住民のチャモロ人である彼女は、米軍駐留地域の女性が集う「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク会議」に仲間と一緒に参加し、グアムの基地被害について訴えた。・・・基地に対する女たちの異議申し立ては根本的な問いかけに収れんする。<米軍は本当に私たちを守る存在なのか。米軍の駐留によってむしろ軍事的脅威にさらされるのではないか>。米朝の挑発合戦の中でそのリスクは現実味を帯びようとしている。沖縄では先週末、辺野古の新基地建設に抗議する県民大会が開かれた。炎天の下、四万五千人もの県民が集まったのはなぜか。沖縄もグアムと同じ、脅威にさらされる側にあり続けてきたからだ。米軍だけでない。中国の脅威を理由にして自衛隊も増強されている。脅威があるなら強めるべきは外交努力だ。標的にされる島の声を共有したい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017081602000142.html



ナイジェリアで自爆、27人死亡 80人超負傷(2017/08/16東京新聞)
【ナイロビ共同】ナイジェリア北東部ボルノ州の州都マイドゥグリ近くで15日、女らによる自爆攻撃が相次ぎ、27人が死亡、80人以上が負傷した。イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行とみられる。ロイター通信が地元当局者の話として報じた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017081601000722.html



シエラレオネ、死者270人に 土砂崩れ、6百人不明(2017/08/16東京新聞)
【ナイロビ共同】西アフリカ・シエラレオネの首都フリータウン郊外で14日に起きた土砂崩れで、ロイター通信は15日、270人の遺体が見つかり、行方不明者は約600人に上ると報じた。フリータウン市長や赤十字関係者が明らかにした。少なくとも3千人が家を失い、避難所や医療品、食料が不足している。衛生状態が今後悪化しコレラなどの病気がまん延する恐れがあるという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017081501001747.html



72年、戦禍忘れない 終戦の日(2017/08/16朝日新聞)
72回目の終戦の日となった15日、東京・日本武道館で政府主催の全国戦没者追悼式が開かれ、参列した遺族ら約6200人が約310万人の戦没者を悼んだ。安倍晋三首相は式辞で不戦の決意を表明。アジア諸国への加害と反省には今年も触れなかった。靖国神社に参拝した閣僚はいなかった。天皇陛下は追悼式で、「深い反省」という表現を含めて昨年と同じ「おことば」を述べた。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088709.html



アマゾン最優遇契約、電子書籍でも見直し 対出版社、公取委に申し出(2017/08/16朝日新聞)
公正取引委員会は15日、米アマゾンの子会社から、電子書籍の配信事業で独占禁止法違反(不公正な取引方法)の可能性がある契約を見直したとの申し出があった、と発表した。アマゾン側が出版社などに対し、ライバルの配信サイトに比べて最安値にすることなどを求めていたという。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088684.html



(社説)憲法70年 学びの保障、広く早く(2017/08/16朝日新聞)
多くの人が大学や短大、専門学校で学ぶことにはいかなる意義があり、コストを社会全体でどう分かち合うべきか。そんな議論が活発になっている。安倍首相が改憲項目の一つとして「高等教育の無償化」の方針を打ち出したからだ。もっとも、先んじて提唱した日本維新の会に同調するための提案との見方がもっぱらで、自民党内もまとまっていない。無償化は法律を改めれば実現できる。わざわざ改憲を持ちだすまでもない。ただ「高等教育を万人に開かれたものに」という考え自体は正しく、その重要性はますます高まっている。・・・ 

貧富による進学格差を放置するとどうなるか。

 貧困が再生産され、社会に分断をもたらし、国の根幹をきしませる。逆に、大学や専門学校で学び、安定した収入を得る層が厚くなれば、税収が増えて社会保障などを支える。お金の問題で高等教育をあきらめる人がいるのは、日本全体の損失だという認識を共有したい。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088607.html



(声)私の平和と戦争:下 地獄を見た祖父の言葉背負う(2017/08/16朝日新聞)会社員 保坂正人(埼玉県 42)
「あれは、地獄だった」。私が20代の頃、80代になっていた祖父が広島での体験を初めて語り始めた。祖父のいた陸軍の部隊は、原爆が投下された1945(昭和20)年8月6日の数日後、救援命令で現地に向かった。「黒こげで人間の姿をしていない犠牲者をひたすら火葬した」と涙を流した。その時被爆して交付された被爆者健康手帳も見せてくれた。私は当時の人の心理が知りたくて、戦場や銃後の体験記を読むようになった。近年の中国や韓国、北朝鮮の報道に、妻が「いつまで日本は謝るの」と言うことがある。うまく説明できず、あの戦争を詳しく知らない自分に気付き、日清戦争から日中戦争に至った経緯を調べた。今まで被害者としての事実ばかり見てきた。加害側の事実をもっと若いうちに知っておくべきだった。その事実も語り伝えたい。12年前に90歳で逝った祖父の「戦争はもう嫌だ」という言葉の重みが、やっとわかった気がする。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088597.html



(気になる境界:3)科学とは、揺らぐ見極め(2017/08/16朝日新聞)
複雑な事象も、個々の要素に分解して細部を理解していけば、すべてを体系的に理解できる、というのが還元主義の考え方。だがAIが自ら機械学習という方法を繰り返して強くなったポナンザについて、山本さんにも説明できない部分があるという。「その過程は私にもブラックボックス。でも人間が全部理解できるというのは傲慢(ごうまん)で、今後も未知の領域は拡大するかも」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088571.html



戦争の記憶、孫が継ぐ 毎年硫黄島へ/SNSも活用 日本遺族会(2017/08/16朝日新聞)
 戦後72年の歳月が流れ、戦没者の遺族でつくる「日本遺族会」の活動が「子ども世代」から「孫世代」へと引き継がれようとしている。今春に孫やひ孫が青年部を結成。写真でしか見たことがない祖父らに思いをめぐらせ、戦争の記憶をどう若い人たちにつないでいくか模索している。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13088696.html



京都・滋賀の遺族「犠牲忘れず継ぐ」 全国戦没者追悼式(2017/08/16京都新聞)
全国戦没者追悼式には京都府から148人、滋賀県から54人の遺族が参列し、戦地で命を落とした肉親の冥福を祈り、若者らは平和への誓いを新たにした。・・・戦没者のひ孫世代となる青少年献花者には、京都市醍醐中1年の竹谷杏香さん(12)が府内から初めて選出された。父隆史さん(49)、弟快斗君(7)とともに参加し、海軍軍人として赴いたフィリピン・ルソン島で45年に亡くなった曽祖父の秀男さんに思いをはせた。これまで遺影しか見たことなく、戦死した事実は知らなかった。杏香さんは「戦争してもみんなが悲しむだけ。天国から戦争が起きないよう見守っていて」と語りかけた。献花補助を務めた草津市志津小5年の服部紗莉奈さん(11)も終戦直後にフィリピンで病死した曽祖父利雄さんを写真でしか知らない。だが「曽祖父の存在を忘れずつないでいきたい」という父の希望で、名前には「利」の字が引き継がれた。「戦争のことをもっと知りたい」。平和への願いを胸に大役を果たした。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170815000098



トンネルの光の正体は(2017/08/16ナショナルジオグラフィックス)
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のへレンズバラ。かつて列車が通っていたトンネルの内部に、今では新しい“住人”が住み着いている。「土ボタル」とも呼ばれるヒカリキノコバエの幼虫だ。Your Shotメンバーの撮影者、Josselin Cornou氏によると、このような写真は、特定の条件のもとでしか撮影できないという。「それは豪雨の際の、日没後の時間です。土ボタルが美しい光を放ちます」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/17/080700184/



オール沖縄訪米団が出発 新基地の現状を米本国に訴え(2017年8月16日琉球新報)
辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の第2次訪米団(団長・伊波洋一参院議員)が16日午前、辺野古新基地建設をめぐる沖縄の現状を米本国に伝えに行くため、沖縄を出発した。伊波団長は「戦後72年も、米軍のために虐げられ続ける沖縄の現状を訴えてくる」と意気込みを語った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-556392.html



<社説>終戦72年 平和国家の存在感示せ(2017年8月15日琉球新報)
 戦後72年の終戦記念日が巡ってきた。先の大戦の反省を踏まえて再出発した日本にとって、現憲法は一つの理想であり、守るべきものだ。平和と民主主義が守られているのか改めて問い直したい。危機感を覚えるのは、本来なら憲法によって縛りがかけられる権力側の暴走が目立つからだ。安倍政権は機密漏洩(ろうえい)に厳罰を科す特定秘密保護法を施行し、武器輸出を禁じた武器輸出三原則を廃止した。集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法も成立した。今年に入ってからは犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法も施行された。・・・戦後70年余りをかけて築いた平和は、日本国民が武力に頼らないことを実践したからだ。発展途上国や紛争地で行った官民による支援も、武器を持たないからこそ現地住民からの支持が得られたことは、パキスタンなどで水源確保、農業支援などをしてきたペシャワール会の中村哲医師らが証明している。私たちは、いかなる争いも望んでいない。民主主義を尊重し、世界から争いがなくなることを希求している。そのために不断の努力を続ける必要がある。決して他国の紛争に加担することがあってはならない。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-555564.html


posted by オダック at 21:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月14日

PICKUP NEWS


酔った米国人男性、ナチス式敬礼して殴られる ドイツ(2017/08/14CNN)
(CNN) ドイツの警察は13日、同国東部のドレスデンで、酒に酔った米国人男性(41)がナチス式の敬礼をした後、殴られて軽傷を負ったと明らかにした。警察によれば、男性は12日早朝に市内のバーでナチス式敬礼をしたが、当時、非常に酔っていたという。ナチス式敬礼は、ナチス政権下のドイツで、あいさつや、ナチスへの忠誠を示すために広く使われた。警察によれば、男性がバーを出ると、何者かに殴られて頭部に軽傷を負った。救急隊員がその場で手当てを済ませ、男性は病院には行かなかったという。男性の身元は明らかになっていない。ナチス式敬礼はドイツでは違法とされている。警察によれば、州検事が状況を精査し、男性を公式に起訴するかどうか決定するという。
https://www.cnn.co.jp/world/35105716.html?tag=top;mainStory



白人至上主義者、反対派らと衝突 米東部、車突入1人死亡(2017/08/14朝日新聞)
米東部バージニア州シャーロッツビルで12日、集会を開いた白人至上主義グループと、対抗デモを行った反対派が衝突した。反対派が集まっているところに車が突っ込んで1人が死亡、19人が負傷した。さらに警戒中の警察のヘリコプターが墜落し、警官2人も死亡した。 集会は、こうした趣旨のものとしては「数十年来で最大規模」(ワシントン・ポスト紙)。「米国第一主義」を掲げるトランプ大統領の登場で、白人至上主義グループが勢いづいていることが事件の背景にありそうだ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13086202.html



翁長知事、政府の飛行容認批判(2017/08/14京都新聞)
オスプレイ、防衛相は理解要請/小野寺五典防衛相は14日午後、沖縄県の翁長雄志知事と県庁で会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイがオーストラリア沖で墜落した事故への対応に関し、翁長氏はオスプレイの飛行を国内で容認する政府判断について「県民、国民の命を守る意味で大変残念だ」と批判。小野寺氏は「わが国の安全保障に大変重要な装備だ」と述べ、理解を求めた。3日の就任後、翁長氏との会談は初めて。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170814000077



食料自給率  回復へ政策実施が急務(2017/08/14京都新聞)
食の基盤の貧弱さを改めて突きつける数字である。農林水産省によると2016年度の食料自給率(カロリーベース)は前年度より1ポイント下がり38%になった。37%だった1993年度以来、23年ぶりの低い水準だ。昨夏、北海道を襲った台風によって、砂糖原料のテンサイや小麦の生産が落ち込んだのが響いた。食料自給率は低落し続けている。政府は2025年度に自給率を45%に回復する目標を掲げているが、達成は難しい。貿易自由化は世界の潮流で、安定した外交を続ければ、食料の貿易依存度が高くても問題はない、という考え方もある。だが、世界人口の増加や地球温暖化による異常気象の頻発で、食料輸入がこれからも同じように続けられるとは限らない。国は落ち込みについて「自然要因が大きい」と説明している。農業が自然の影響を受けるのは当然だ。問題は、自然の影響を受けても食料が安定的に確保できるかどうかではないか。・・・
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/



終戦の日を前に 9条の理念守るために(2017/08/14京都新聞)
今年もあす終戦の日を迎えます。悲惨な戦争を二度と起こしてはならない。戦後、そう誓った憲法九条の理念は、これからも守り抜かねばなりません。これまでも在任中の憲法改正を政治目標に掲げていた安倍晋三首相(自民党総裁)が、改憲実現に向けて大きく踏み込んだのが、憲法施行七十年に当たる今年五月三日の憲法記念日でした。東京都内での改憲派の集会にビデオメッセージを寄せ、九条について次のように述べたのです。「『九条一項、二項を残しつつ自衛隊を明文で書き込む』という考え方、これは国民的な議論に値するのだろうと思います」・・・思考停止に陥らずに先の大戦の反省に立ち、二度と悲惨な戦争を繰り返さないと誓った九条は、戦後日本の在り方を決定付けた条項です。それを改正するのか維持するのか。最終的に決めるのは、私たち国民自身です。今を生きる私たちには、九条の理念を次の世代にも引き継ぐ責任があります。そのためにはどうすればいいのか。思考停止に陥らずに、一人ひとりが考え続け、行動することが、九条の理念を守ることにつながると思うのです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017081402000124.html



ネパール豪雨で52人死亡 不明は37人(2017/08/14東京新聞)
 【ニューデリー共同】ネパール南部の平野地域を中心に、11日からモンスーンの豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、内務省によると、13日までに死者が少なくとも52人、不明者は37人に達した。地元紙によると、家屋約3万6千軒が浸水したといい、当局が被災者らの救出を急いでいる。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017081301001570.html



釜石の「呑ん兵衛横丁」が存続危機 移転難航、迫る仮設退去(2017/08/14東京新聞)
呑ん兵衛横丁は、製鉄所の作業員向けに一九五〇年代に始まった飲み屋街で、震災前は市中心部で二十六店舗が営業。津波で流失後は、JR釜石駅近くにあるプレハブ長屋で、災害ボランティアや建設作業員も楽しませ、観光名所になった。横丁の敷地は公園に戻す必要があり、土地を明け渡さねばならない。市は、元の場所近くに飲食店街を整備したが、家賃以外に三カ月分の敷金や設備投資が必要で、引っ越しできたのは一部にとどまる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017081402000200.html



福島第一 廃炉に税金1000億円超 7月まで本紙集計(2017/08/14東京新聞)
 東京電力福島第一原発事故の廃炉作業で、国が直接、税金を投入した額が一千億円を超えたことが、本紙の集計で分かった。汚染水対策や調査ロボットの開発費などに使われている。今後も溶け落ちた核燃料の取り出し工法の開発費などが必要になり、金額がさらに大きく膨らむのは必至だ。 ・・・ロボット開発など、1〜3号機の原子炉格納容器内の調査費は約八十八億四千万円だった。福島第一の原子炉を製造した東芝と日立GEニュークリア・エナジーのほか、三菱重工業と国際廃炉研究開発機構(IRID)が受注した。受注額が最も多いのは、IRIDの約五百十五億九千万円。IRIDは東芝などの原子炉メーカーや電力会社などで構成する。国は、原発事故の処理費用を二十一兆五千億円と試算。このうち、原則東電負担となる廃炉費用は八兆円とされている。除染で出た汚染土を三十年間保管する中間貯蔵施設は国の負担だが、賠償費用は主に東電や電力会社、除染費用も東電の負担が原則だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017081402000112.html


posted by オダック at 21:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

PICKUP NEWS


(社説)エネルギー基本計画 「脱原発」土台に再構築を(2017/08/13朝日新聞)
今の計画は、国民の多くが再稼働に反対する原発を基幹電源とするなど、疑問が多い。世界に目を向けると、先進国を中心とした原子力離れに加え、地球温暖化対策のパリ協定発効に伴う脱石炭火力の動き、風力・太陽光など再生可能エネルギーの急速な普及といった変化の大きな波が起きている。・・・偽りの「原発低減」14年に閣議決定された今の計画にはまやかしがある。福島第一原発の事故を受けて、「原発依存度を可能な限り低減する」との表現を盛り込んだが、一方で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけた。新規制基準に沿って再稼働を進める方針も明記し、実際に各地で再稼働が進んでいる。・・・世界の電力投資先は、すでに火力や原子力から再エネに主役が交代した。国際的な潮流に背を向けず、エネルギー政策の転換を急がなくてはならない。
http://www.asahi.com/articles/DA3S13084985.html



(書評)『シュレーディンガーの猫を追って』 『原理 ハイゼンベルクの軌跡』(2017/08/13朝日新聞)
量子力学をテーマとした仏小説の翻訳が相次いで出版された。不確定性原理を基礎とする量子力学は、半導体などに応用され、相対性理論とともに現代物理学の根幹をなしている。・・・量子力学の確率論的なパラドックスを説明する“シュレーディンガーの猫”という思考実験がある。蓋(ふた)のある箱に、猫、ラジウム、ガイガーカウンター、青酸ガスの発生装置を入れる。ラジウムが崩壊するとガイガーカンターが感知し、それがスイッチとなり青酸ガスが発生して猫は即死する、という仕組み。一時間以内にラジウムが崩壊する確率が50%だとすると、一時間後に箱を開けたときに猫が生きている確率も死んでいる確率も半々となり、箱の中の猫は、生きている状態と死んでいる状態が重なり合っている、という解釈となる。・・・一方の『原理』は、23歳で不確定性原理の端緒を開いたハイゼンベルクの人間像を二人称で描く。物理学の抽象的な美しさを数式に拠(よ)らずに表現するという困難と対峙(たいじ)しつつ、千両役者揃(ぞろ)いだった1920年代の物理学界と、ナチスの台頭から原爆開発へと向かい、科学者の倫理的責任が問われた歴史的ドラマが語られていく。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13084999.html?_requesturl=articles%2FDA3S13084999.html&rm=150



(戦死と向き合う 戦後72年夏:3)餓死、孤島で見捨てられ 補給なく、軍は降伏認めず(2017/08/13朝日新聞)
あの戦争で亡くなった日本軍の軍人、軍属約230万人のうち、過半数が飢餓や栄養失調による戦病死だったとみられている。「お国のため」と万歳で見送られた若者たちの多くはなぜ、戦闘でなく飢えによって命を失ったのだろう。誰のために。何のために。・・・

「我々兵隊は何を言っても通じないですよ。人間扱いされなかったのだから」

・・・第2次大戦での日本軍の餓死について調べた藤原彰・一橋大名誉教授(故人)の著書「餓死(うえじに)した英霊たち」では、メレヨン島を「孤島の置きざり部隊」という章で紹介している。「降伏を認めない日本軍の非人間性が、もっとも強く表れたのがメレヨン島だった」・・・ヘビやトカゲ、バッタ、ネズミ……。食べられるものはすべて食べ尽くし、体は極限までやせ、顔は骸骨のようになった。衰弱した者は体中に腫れ物ができ、ウジを自力で払うこともできずに死んでいった。

・・・<餓死> 第2次世界大戦で戦没した軍人、軍属は約230万人とされる。死因の公式な統計は存在しないが、戦闘死よりも餓死の方が多いとの研究結果がある。一橋大名誉教授の故・藤原彰氏は、旧厚生省援護局の資料をもとに広義の餓死者(餓死および栄養失調による病死)の割合を推定。各戦場ごとに積み上げた数字は合計で127万6240人となり、日本軍における戦没者の過半数を占めたとしている。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13085075.html



東海第二再稼働「反対」10「賛成」2 茨城の市町村 本紙アンケート(2017/08/13東京新聞)
首都圏で唯一の原発である日本原子力発電東海第二原発の原子力規制委員会の審査が大詰めを迎える中、本紙が県内四十四市町村長に再稼働の是非をアンケートしたところ、十人が「反対」、三十一人が「どちらとも言えない」と答えた。首長らが、住民避難や原発の老朽化などを不安視する現状も浮かび上がった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017081302000125.html



週のはじめに考える 与那国で浮上、海自誘致(2017/08/13東京新聞)
日本の最西端にある沖縄県与那国町。町の誘致により陸上自衛隊沿岸監視隊が配備されて一年が過ぎ、自衛隊配備の影響がさまざまな面で表れています。与那国町のある与那国島は台湾との距離が石垣島よりも近い約百十キロメートル。晴れた日には西の海に台湾の島影がそびえます。・・・二〇〇五年と〇六年、台湾との航路開設を盛り込んだ「国境交流特区」を国に申請したものの、規制の壁に阻まれて門前払いされました。次に目をつけたのが自衛隊の誘致です。・・・振り返れば、町が陸上自衛隊を誘致するより前の〇四年、陸上自衛隊は与那国マラソンの支援を開始し、マラソン後には交流会を開いて親睦を深め、ヘリコプターの体験搭乗に島民を誘いました。掃海艇寄港や日米高官の与那国訪問は、陸上自衛隊という組織が島民に擦り込まれていった過程とうり二つではありませんか。自衛隊を支援する会が設立され、次に町から誘致すれば、段取りまで一致することになります。原発を受け入れて一時的に財政面で潤った自治体が次には増設を求めていく構図と共通するものがあります。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017081302000127.html



「写真の箱舟」建造中!(2017年07月28日ナショナルジオグラフィックス)
皆さんはもちろん、パンダやトラ、ゾウ、ライオン、ゴリラ、カバ、サイといった動物を知っていますね。しかし、これらの動物はすべて、絶滅の危機にあることをご存じでしょうか。野生のパンダはもはや中国の森にしかいませんが、中国政府の調査によると、2013年末時点でその数わずか1864頭。またトラは、20世紀初頭には10万頭いたといわれますが、現在は約4000頭前後にまで減少しています。他の動物も、国際自然保護連合(IUCN)が作成する「絶滅のおそれのある生物種のレッドリスト」に名を連ねています。そんな希少な存在であるはずの動物たちの姿を、なぜ私たちはよく知っていて、身近に感じるのでしょう。それは、動物園に行けば会うことができるし、その「写真」や「映像」が身のまわりにあふれているからです。・・・世界で保護・飼育されている動物の数は、およそ1万2000種といわれています。これらすべてを撮影しようというサートレイの挑戦はまだまだ続きますが、半分の6000種を撮影した段階で、その一部をまとめ上げた写真集が『PHOTO ARK 動物の箱舟 絶滅から動物を守る撮影プロジェクト』です。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/topics/17/070400001/071100004/



知事選 橋本氏「再稼働認めず」 東海村長「距離置く」(2017/08/13茨木新聞)
原発の再稼働問題を巡り、橋本氏は従来、国の判断待ちの姿勢だったが、7月末の公約発表会見で「安全性や避難計画の実効性が確保されない限り再稼働は認められない」と表明。今月10日の出陣式で「(無条件に)認められない」とさらに踏み込んだ。
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15025424845330



ケニアで警官が24人殺害(2017/08/13京都新聞)
大統領選後、人権委発表/【ナイロビ共同】8日に行われたケニア大統領選を巡り、政府の独立機関「国家人権委員会」は13日までに、抗議行動に参加していた市民ら24人が警官隊に銃撃されて死亡したと発表した。人権委は「警察が過剰な実力行使に出ている」と非難した。選挙管理委員会は11日、現職ケニヤッタ大統領(55)の再選を発表したが、野党連合から出馬したオディンガ元首相(72)は集計作業で不正があったと主張。支持者らと警官隊が各地で衝突している。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20170813000016



「ペルセウス座流星群」ピークに(2017/08/13京都新聞)
真夏の夜の風物詩/真夏の夜の風物詩「ペルセウス座流星群」が見頃を迎えた。国立天文台によると、13日未明のピークほどではないが、天気が良ければ14日未明にも、ある程度の数の流れ星を見ることができそうだ。ペルセウス座流星群は1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで三大流星群と呼ばれる。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20170812000078



日本最南端の地熱発電所を見学して(2017/08/13みどりの1kWh)
先ごろ3週間ほど日本に一時帰国した際、中学から高校にかけて3年間を過ごした懐かしい土地である鹿児島に出かけた。今も活発な活動を続けている活火山、桜島を抱く鹿児島県は、いたるところで温泉が湧き出ている。そこで目にしたのは、自然のエネルギーをうまく利用して暮らしている人々の姿だった。指宿市の山川地区にある地熱発電所も、そうした人々の生き方を象徴しているように思えた。

山川地熱発電所は、1995年に営業運転を開始した比較的新しい地熱発電所である。薩摩半島の南端に位置する山川は、昔から琉球との貿易やカツオ漁業の基地として栄えた港町で、地熱発電所は、海岸近くの、のどかな田園風景のなかにある。田畑に囲まれた白っぽい工場のような建物の冷却塔からは、白い蒸気が出ていることが多い。ほとんどの地熱発電所が山の中にあるのに、この発電所の標高は、海抜43メートルという低地で、全国的にも珍しいのだという。発電所のテラスから眺める薩摩富士と言われる開聞岳の眺めが美しい。
http://midori1kwh.de/2017/08/13/9229


posted by オダック at 20:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする