2017年12月30日

PICKUP NEWS


世田谷一家殺害から17年 現場で献花、解決誓う(2017/12/30東京新聞)
 東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件は30日で発生から17年を迎え、警視庁の捜査幹部らが現場の住宅前で献花し、事件解決を誓った。
 4人の家族写真が置かれた住宅前に祭壇が設置され、松岡亮介刑事部長が花を供え、捜査員ら約25人が黙とう。上野洋明捜査1課長は「犯人を必ず逮捕するという思いを改めて強くした。執念の捜査を行っていく」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017123001001099.html



ニッポンの大問題 高齢期を「どう生きる」(2017/12/30東京新聞)
 今年は推計で百三十四万人が亡くなりました。超高齢社会の日本は「多死社会」を迎えます。人生の最終段階にどんな医療を受けたいでしょうか。死を考えるとは、どう生きるかを考えること。そう感じる赤裸々な告白でした。・・・死をどう迎えるかは聖域にされています。「個人の自由、周囲が口出しすべきではない」との考え方は尊重されるべきです。しかし、医療技術の進歩は別の問題を突きつけています。食べられなくなっても、意識がなくなっても生きられる時代です。選んだ医療がほんとうによかったのか、直面した人たちは悩みます。
 本人はどんな医療を受けたいか、家族はどんな医療を受けさせたいか。それを決めるには、どんな生活を送りたいかを考える必要がでてきます。つまり、終末期の医療を考えれば、それは「どう生きたいか」を問われます。・・・ただ、ひとつ言えることがあります。死に行く人や家族のケアを考える死生学は英語でサナトロジー、直訳では「死亡学」になります。これを日本人は「死生学」と訳しました。死はいつも生と対にあるもの、どう死ぬかはどう生きるかと同義ではないでしょうか。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017123002000139.html



米朝対立の構図 酷似 圧力を強化 核開発推進(2017/12/30東京新聞) 
【北京=城内康伸】北朝鮮の治安機関・人民保安省の地方組織が二〇一三年三月に作成した極秘文書「準戦時作戦計画」は、北朝鮮の軍だけでなく、各組織が緊張状態だったことをうかがわせる。核・ミサイル開発にまい進する北朝鮮と、軍事力行使を選択肢に入れた米国が激しく対立、緊迫する現在の朝鮮半島情勢は、四年前と酷似している。「作戦計画」が作成された当時は、米韓合同軍事演習の最中。同年二月に三回目の核実験を行った北朝鮮は、米韓演習や国連安全保障理事会の制裁強化決議に猛反発していた。・・・北朝鮮は今年、弾道ミサイル計二十発を発射。九月には過去最大級で六回目の核実験を強行し、十一月二十九日には、米本土全域を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験「成功」を受け、金正恩(キムジョンウン)党委員長は「核戦力の完成」を宣言した。米国は北朝鮮への圧力を最大化することで、核・ミサイル開発に突き進む北朝鮮の政策を転換させたい考え。だが、北朝鮮の態度に変化はみられず、「戦争は望まないが、避けようとも思わない」(労働新聞)と警告する。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201712/CK2017123002000121.html



リンゴ・スターさんにナイト爵位 英、ビートルズ2人目(2017/12/30東京新聞)
【ロンドン共同】英政府は29日、エリザベス女王が授与する新年の叙勲名簿を発表、元ビートルズのドラマー、リンゴ・スターさん(77)にナイト爵位が授与されることになった。長年の音楽への貢献や慈善活動が評価された。ナイトになると「サー」の称号の使用が認められる。ビートルズではポール・マッカートニーさんが1997年にナイトとなっているほか、65年に4人全員が大英帝国第5級勲位(MBE)を得ている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017123001001034.html?ref=rank



米軍、高江に大量ごみ 自然遺産候補地に隣接 環境への影響懸念(2017/12/30琉球新報)
世界自然遺産の推薦候補地に近い東村高江の森で、米軍の野戦用携帯食料(レーション)のごみが大量に見つかった。退役軍人らでつくるベテランズ・フォー・ピース(VFP)のマイク・ヘインズさんらが今月中旬に森を散策中に見つけ、回収した。発見場所周辺には米軍北部訓練場が広がっているため、訓練中の米軍人がごみを放置した可能性が高い。同訓練場での駐留経験もあるヘインズさんは「環境への配慮が欠けているのはもちろんだが、現場にごみを放置すれば敵に見つかるリスクも伴う」と述べ、訓練における緊張感の欠如も指摘した。・・・ヘインズさんは「自国の軍隊が海外で環境汚染していることはとても恥ずかしい。沖縄の方々に申し訳なく思う」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-639476.html



イランで異例の反政府デモ(2017/12/30京都新聞)
複数都市、物価上昇に不満印刷用画面を開く【テヘラン共同】イランの複数都市で28、29両日、物価上昇や政府の経済政策などに不満を募らせた市民らによる反政府デモが起きた。いずれも参加者は数十〜数百人と小規模だが、強権を握る治安当局が風紀を厳しく取り締まってきたイランでは異例。警官隊が放水などで鎮圧し、一部参加者を拘束した。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20171230000012



核ごみ、新たに79人謝礼動員か(2017年12月27日京都新聞)
学生2人に現金、意見交換会印刷用画面を開く/原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分を巡る住民意見交換会に謝礼を持ち掛けて学生を動員していた問題で、原子力発電環境整備機構は27日、現金授受の有無などの調査結果を公表した。機構が開いた過去のセミナーなどで新たに計79人に動員の疑いがあることが判明し、このうち学生2人に1人当たり現金5千円を支払っていた。
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20171227000140



核なき世界への鍵 終わりの始まりへ一歩(17年12月29日ヒロシマ平和メディアセンター)
ことし、被爆者の訴えを背に、核を持たない有志国と市民社会が力を合わせ、核兵器をなくす道筋を描いた核兵器禁止条約を作り上げた。貢献した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)にはノーベル平和賞が贈られ、連帯してきた市民、外交官は「We did it(やり遂げた)」との思いをかみしめた。ただ、安全保障を核に依存する国々は条約に反発し続けている。この1年を核兵器の「終わりの始まり」とできるのか。条約という「光」に導かれた先にある核兵器のない平和な世界へ、ヒロシマから踏み出したい。

【平和賞演説】 「必要悪」に反論「絶対悪」

 ICANの2人のノーベル平和賞の受賞演説は、核兵器禁止条約に背を向ける核保有国や「核の傘」の下にある国からの批判に対する反論の色を帯びていた。「核兵器は私たちを安全にしない」(フィン事務局長)「核兵器は『絶対悪』」「(条約を)核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか」(被爆者のサーロー節子さん) ・・・保有国が反発する中、ノーベル賞委員会もICANへの授賞に際し「条約だけでは、核兵器を1発も削減できない」とくぎを刺した。ただ、核超大国の米ロの元首脳や宗教指導者たちからも、条約のビジョンやICANの活動を後押しする発言が出ている。今、世界に核があるのと、ないのとどちらが「安全」か―。条約はそう問い掛ける。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=79747



ひきこもる50代 80代親「お金なくなれば餓死かも」(2017/12/30朝日新聞)
40〜50代になってもひきこもる子。それを支え続ける70〜80代の親。見えにくい親子の孤立が広がる。過保護や甘えが原因と思われがちな長期ひきこもり。だが目をこらせば、雇用劣化など平成社会の構造変化が背景に透けて見える。・・・11月の相談会には、神奈川県の女性(74)の姿があった。40代の息子は7年前に仕事を辞めてからひきこもり、昼夜逆転でパソコンゲームに没頭している。会話はほとんどない。・・・一人暮らしと思っていた80代の女性が病に倒れた。支援に入るとゴミ屋敷の奥に60代の息子が暮らしていた。長年のひきこもりで足腰がたたず、介護が必要な状態だった――。大阪府豊中市社会福祉協議会の福祉推進室長・勝部麗子が一昨年、直面した事例だ。

・・・国の調査「実態とずれている」ひきこもりの人の数は全国約54万人。これが内閣府が昨年公表した推計だ。ただし、この数は15〜39歳が対象で、40歳以上は抜け落ちている。リーマン・ショックの08年、当時40代だった息子が退職に追い込まれ、ひきこもったという西日本のある父親(82)は「ウチの子みたいな人はたくさんいるのでは。国の調査は実態とずれている」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/ASKDX447DKDXULZU001.html?iref=comtop_8_05



死刑囚の執行、選んだ理由は黒塗り 法務省の公開文書(2017/12/30朝日新聞)
法務省は今年7月に2人、12月に2人の計4人の死刑を執行した。12月27日時点で収容中の未執行の確定死刑囚は122人。このうち95人は再審請求中という。執行された4人のうち3人も再審請求中で、再審請求中の執行は17年ぶりだった。朝日新聞は法務省に情報公開請求をし一部文書の開示を受けたが、ほとんどは黒塗りで執行の詳細はベールに包まれている。・・・川法相は就任時の記者会見などで「再審請求中だから執行しないという考えはとっていない」と表明している。だが、死刑確定後、2014年に再審開始が静岡地裁で認められた袴田巌さんの例もある。再審請求中の執行には、より慎重な判断が必要だ。にもかかわらず、法務省は執行対象者を選んだ理由すら明らかにしていない。死刑廃止を求める声も根強い中、法務省には議論を深めるための情報公開が求められている。
https://digital.asahi.com/articles/ASKDY5Q74KDYUTIL01K.html?iref=com_rnavi_arank_nr04



(社説)災害大国に暮らす 教訓生かし、自衛する時(2017/12/30朝日新聞)
 災害が起こる。それを教訓に次に備える。一歩ずつ、対策は前に進んでいるはずだ。それなのに、自然災害による犠牲は毎年のように出ている。社会は被害を小さくする方へ向いているだろうか。広大なユーラシア大陸と黒潮という世界最強の暖流にはさまれた日本の国土は、台風の通り道に弧を描いて存在する。四つのプレートがせめぎ合う世界有数の地震国でもあり、多様な自然現象の影響を受けやすい。・・・ 約80年前、明治生まれの物理学者、寺田寅彦は「天災と国防」と題する文章で書いた。「文明が進む程天災による損害の程度も累進する傾向があるといふ事実を十分に自覚して、そして平生からそれに対する防御策を講じなければならない筈(はず)であるのに、それが一向に出来ていない」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13296131.html?ref=editorial_backnumber



(声)この1年 茶番劇のようだった国会審議(2017/12/30朝日新聞)無職 新明昭郎(福島県 79)
 今年も国会は茶番劇のようだった。政府は過去3回国会で廃案となった「共謀罪」法案を「テロ等準備罪」法案として提案。6月に強行採決した。安倍晋三首相は東京五輪・パラリンピックでのテロなどに備えるためと言うが、「一般人」が適用対象なのかどうかをめぐり、政府の説明は二転三転。市民の自由が脅かされないか心配だ。9月、安倍首相は臨時国会の冒頭で衆院を解散した。野党は森友学園・加計(かけ)学園をめぐり追及する構えだったが、その場を消す狙いがみえみえだった。森友学園への国有地の売却問題では、会計検査院が8億円の値引きは根拠不十分と指摘した。しかし、先の特別国会で安倍首相は「財務省から適切と報告を受けていた」と繰り返し、まともに答えようとしなかった。学園との接点が浮上している昭恵夫人の国会招致も「国会が決めること」とかわした。首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部の開設が認可された。文部科学省には「総理のご意向」を示唆する文書が残る。首相が行政を私物化しているように思えてならない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13296135.html?ref=pcviewpage


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2017年12月29日

PICKUP NEWS


ニッポンの大問題 安倍一強と国会の劣化(2017/12/29東京新聞)
安倍晋三氏が再び首相に就いて五年。このまま続投すれば歴代最長も視野に入りますが、眼前に広がるのは「安倍一強」がもたらした国会の惨状です。・・・野党側は「森友」「加計」両学校法人をめぐる問題と安倍首相らとの関わりを追及しようとしていました。国会を開かなかったり、会期を短くした背景に、追及を避ける首相らの狙いがあったのかもしれませんが、召集要求の放置は憲法軽視にほかなりません。・・・首相やその周辺の機嫌を損ねるような言動をすれば、自らの政治生命が絶たれるかもしれない。そんな空気が政権与党、特に自民党議員の間にはびこっているからこそ「安倍一強」とされる政治状況が生まれ、増長するのでしょう。
 首相は野党の主張に耳を貸そうとせず、謙虚な姿勢で、丁寧に説明すると言いながら、野党議員に対する国会答弁は尊大です。・・・今、自民党内で首相の改憲発言に、面と向かって異を唱える議員はほぼいません。いくら自民党が「改憲政党」だとしても、現行憲法を軽んじるような言動を、許してはいけないのではないか。首相官邸の振る舞いに国会が注文をつけられない。それは立法、行政、司法が互いを監視し、均衡を図る三権分立の危機です。国会の劣化と言ってもいい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122902000129.html



筆洗 <磁石は、古代以来、・・・(2017/12/29東京新聞)
<磁石は、古代以来、ときには宗教的祭儀に供され魔術の小道具に使用され、さらには医療の効能ばかりか魔除けのような超自然的な能力までが仮託されてきた>とは、科学史家・山本義隆さんの大著『磁力と重力の発見』の一節である▼近代科学が磁力の正体を次々と解き明かしてからも、事態は変わらなかった。十八世紀末には医学者メスメルが、心身の不調は天体が発する力が人体を流れる磁気を乱すのが原因だと唱えて、磁石を使った治療実験で人気を博した▼彼の治療は、検証実験でまやかしと分かったが、メスメルの名はmesmerise(メスメライズ)(催眠術をかける)との言葉を生んだという(ヴァーマ著『ゆかいな理科年表』)▼そんな「磁気商法」は今も健在のようだ。磁気治療器などを使った「預託商法」を展開していた「ジャパンライフ」が倒産した▼「磁気治療器を買い他の客に貸せば、年6%のレンタル料が入る」との触れ込みを信じ込ませ、約七千人と千七百億円余の契約を結んだというから、大変な催眠術だ▼狙われたのは「お金は持っているが、寂しい思いをしている高齢者」だという。この会社の関係者には、十六世紀の科学者ギルバートが、磁力を使えば永久機関が作れると唱えた輩(やから)に放った言葉を伝えておこう。「そういう嘘(うそ)八百の与太話をでっちあげ、まじめな学徒の心を惑わす輩は地獄に落ちよ」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017122902000128.html



エルサレム「首都」抗議デモ3週間 衝突で拘束600人超(2017/12/29東京新聞)
【カイロ=奥田哲平】エルサレムをイスラエルの首都と認定したトランプ米大統領の宣言から三週間余りで、パレスチナ自治区で抗議デモなどに参加したパレスチナ人六百十人が拘束され、十八歳未満の子ども百七十人が含まれることが分かった。パレスチナのメディアが二十六日に伝えた。・・・投石する参加者に対して治安部隊がゴム弾や催涙ガスで鎮圧する抗議デモでは従来はゴム弾で下半身を狙っていたが、コズマール氏は「今回は構わず撃っており、顔に当たって失明した子どもがいる」と訴える。トルコのエルドアン大統領は今月十三日のイスラム協力機構(OIC)緊急首脳会合で、拘束されたパレスチナ人の少年が二十人のイスラエル兵に囲まれる写真を示し、「占領国家だ」と非難した。コズマール事務局長は「収監されれば学校に行けず、子どもの未来が破壊される」として人権への配慮を求めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201712/CK2017122902000115.html



チベット族の映画監督、中国出国(2017/12/29京都新聞)
米サンフランシスコに【ロサンゼルス共同】中国でチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世への人々の思いをテーマにしたドキュメンタリー映画を製作し、国家政権転覆罪で懲役刑を受け、その後も当局の監視下に置かれていたチベット族の映画監督、ドンドゥプ・ワンチェン氏(43)が中国をひそかに出国、米サンフランシスコに到着した。関係者が28日、明らかにした。
http://www.kyoto-np.co.jp/international/article/20171229000016



米「反核の船」が広島と長崎へ(2017/12/29京都新聞)
20年に、核廃絶訴え太平洋横断/1958年に太平洋・マーシャル諸島での米国の核実験を阻止しようと実験区域を目指した小型船「ゴールデン・ルール号」が、原爆投下から75年となる2020年8月に広島と長崎を訪れる計画が進められていることが29日、分かった。企画する米平和団体のメンバーら乗組員が太平洋を横断しながら核廃絶を訴え、被爆者とも交流する予定だ。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171229000071



(社説)原爆症認定 国は約束を忘れるな(2017/12/29朝日新聞)
広島、長崎で被爆して病気になったのに、切り捨てるような態度をいつまで続けるのか。原爆症の認定で、被爆者が裁判で争わざるを得ない状況に、国は終止符を打つべきだ。加藤勝信・厚生労働相は、今月開かれた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)との定期協議で、認定制度の抜本的な見直しを求める被団協側の要請を、「難しい」と拒んだ。 かたくなな国の姿勢に、被爆者たちが失望したのも当然だ。定期協議は09年、日本被団協と麻生太郎首相(当時)が結んだ確認書に基づき、開かれている。「今後、訴訟の場で争う必要のないよう、解決を図る」と合意した。国は被爆者との約束に立ち返るべきだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13294836.html



柏崎刈羽「適合」 東電は信頼に足るか(2017/12/28東京新聞)
東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)は、福島第一原発事故後に作られた新規制基準に適合していると原子力規制委員会が認めた。再稼働させてよいのか。必要性があるのか。疑問がある。柏崎刈羽原発は、福島第一と同じで東電が所有する沸騰水型だ。福島原発事故は、津波が原因とされるが、地震や津波の襲来からメルトダウン(炉心溶融)、水素爆発へと至る経緯は、現場で十分な調査ができず、不明な点が多い。原因究明が終わっていないのに住民の安全が保証できるのか。・・・最近は首都圏で電力不足を心配することはない。省エネが進み、需要も減っている。電力自由化で東電はすでに約百数十万世帯の顧客を失っている。原発の電気を使いたくないという人は多い。再稼働でさらに多くの顧客を失う恐れはないのか。経営にプラスという判断は正しいのか。・・・再稼働の時期は見通せないとされるが、何でも二〇二〇年の東京五輪が今の政権のやり方だ。五輪を口実に新潟県や住民に圧力をかけることは慎みたい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122802000162.html



カブール連続爆発で40人死亡 アフガン首都、報道機関も(2017/12/28東京新聞)
【イスラマバード共同】アフガニスタンの首都カブールで28日、自爆テロとみられる爆発が連続してあった。ロイター通信によると、少なくとも40人が死亡した。爆発はアフガンの通信社と、隣接する文化施設の建物近くで発生。文化施設では討論会が行われている最中に爆発が起き、参加していた学生らが巻き込まれた。通信社では記者らが死亡した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122801001428.html



国連人権高等弁務官が早期退任へ トランプ政権に批判的、米圧力か(2017/12/28東京新聞)
【ジュネーブ共同】国連人権高等弁務官事務所報道官は28日までに、ゼイド人権高等弁務官が2期目の再任を求めず、来年8月末の任期満了をもって退任する意向だと明らかにした。ゼイド氏はトランプ米政権に批判的で、異例の早期退任の裏には米国などの圧力があったとみられている。ゼイド氏はヨルダンの王族メンバーの出身。報道官などによると今月、弁務官事務所のスタッフに「膝を屈してお願いして再任を求めれば、独立し尊厳を持った弁務官としての発言が弱められることになる」と1期で退任する理由を説明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122801001193.html


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2017年12月26日

PICKUP NEWS


「ジュゴンを沖縄の県獣に」 市民団体が署名活動(2017/12/26東京新聞)
国内で唯一、沖縄県に生息するジュゴンの絶滅を防ごうと、同県の市民団体が、郷土を象徴する獣「県獣」への指定を求めて署名活動を続けている。ジュゴンのえさ場のある大浦湾に面した同県名護市辺野古(へのこ)で、地元が反対する中、日本政府が米軍新基地建設工事を進めていることもあり、署名に多くの賛同を呼び掛けている。・・・呼びかけ文などによると、沖縄でジュゴンは海の神様の使いとされてきたが、国による保護策は皆無に近く、辺野古の工事で希少なえさ場が埋め立てられようとしている。「このまま生息地の撹乱(かくらん)が続けば絶滅は必至」として、ジュゴンを県獣に指定して県の保護条例を制定するとともに、ジュゴンの読みにちなんで10月5日を「ジュゴンの日」とするよう求めている。・・・ 事務局で「ザン」代表の鈴木雅子さん(68)は「ジュゴンのようにのんびりした、平和な生き物が生きられる世界は人間にとっても幸せな世界。ジュゴンを失いたくない」と話している。
 ネットでの署名は、電子署名サイト「Change.org」から「ジュゴン」で検索。 (高山晶一)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017122602000135.html



<終わりなき闘い ポストISの世界> (3)潜む兵士おびえる英国(2017/12/26東京新聞)
過激派組織「イスラム国」(IS)が首都と主張したシリア・ラッカが十月十七日に陥落する数日前、複数の英紙一面に、拳銃を構える白人女性の写真が載った。サリー・ジョーンズ容疑者=当時(48)。テロリストとして「最重要指名手配」に指定され、今年六月、ラッカから逃走中に米軍の小型無人機「ドローン」の攻撃で殺害された。・・・ISのプロパガンダは、英国の低所得層、低学歴者、移民に言葉巧みに近づき、伝統的に寛容な社会に潜む差別、偏見からの解放を説いたとされる。保守系の英紙テレグラフは、移民が多く住む地域を名指しして「英国の多様性がISのテロをのさばらせた」と批判した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201712/CK2017122602000123.html



原発の環境負荷を軽視 市民委、政府のエネ政策を批判(2017/12/26東京新聞)
脱原発を掲げる学者や市民団体メンバーらでつくる「原子力市民委員会」(座長・吉岡斉九州大教授)は二十五日、東京都内で記者会見し、原発のない社会を実現するための政策をまとめた大綱「原発ゼロ社会への道2017−脱原子力政策の実現のために」を発表した。・・・ 昨秋、パリ協定が発効し、日本政府や電力業界は地球温暖化対策を挙げていることに対し、大綱は「原発に伴う放射線影響や事故時の環境・社会影響を無視している」と批判。「あたかも環境に負荷がないかのような印象を与え、原子力利用を正当化している」と指摘した上で、原発を環境対策や気候変動対策として進めるのは「大きな問題があり、再生可能エネルギーの拡大を妨げることになる」と警告した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201712/CK2017122602000132.html



防衛費が最大に 際限なき膨張を憂う(2017/12/26東京新聞)
二〇一八年度予算案の防衛費は五兆一千九百十一億円と過去最大となった。北朝鮮や中国の脅威を理由とするが、際限なく膨張することはないのか。防衛力整備に「節度」を取り戻さねばならない。・・・国民の命を守るための防衛力整備が地域の軍拡競争を加速し、逆に脅威が高まる「安全保障のジレンマ」に陥っては本末転倒だ。
 他国の脅威を利用して防衛力の整備を一気に進めるような姿勢は厳に慎まなければならない。防衛費の増額が続くのは高額の米国製武器購入も要因だろう。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイやF35A戦闘機、無人偵察機グローバルホークは高額の上、米国が価格や納期の設定に主導権を持つ有償軍事援助(FMS)調達に基づいて導入されている。・・・ 当初、一基八百億円と見込んでいたイージス・アショアは、一千億円を超えるとの指摘もある。一二年度に千三百八十億円だったFMS調達は安倍内閣の下で急増し、一八年度は四千百二億円に上る。米国に促されても不要不急の防衛装備品は購入せず、必要であっても適正価格での購入に努めるようクギを刺しておきたい。政府は中期防衛力整備計画で一四年度から五年間の防衛費総額を、米軍再編経費などを除き二十三兆九千七百億円程度と定めるが、当初予算だけで二十四兆円を超える。毎年約二千億円の補正予算を加えればさらに増える。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122602000138.html



メリークリスマス、連呼の思惑 トランプ大統領、宗教配慮より支持者意識(2017/12/26朝日新聞)
トランプ米大統領は24日、就任後初めてのクリスマスを迎え、ツイッターで「我々が大切にする美しい言葉への非難に、反対することを誇りに思う。メリークリスマス」と語った。米国では近年、多様な宗教に配慮して「ハッピーホリデーズ」との言い方が広まるが、トランプ氏はあえて「メリークリスマス」を強調した。トランプ氏の支持者に多い白人労働者層のキリスト教信者を意識したものだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290467.html



(社説)安倍政権5年 創生、活躍、革命の次は(2017/12/26朝日新聞)
安倍政権に特徴的なのは、次から次へと政策の看板を掛け替えていく「スローガン政治」の手法だ。耳目をひく政策を打ち出し、取り組む姿勢を強調して、指導力と実行力を演出してきた。最初はアベノミクスの「3本の矢」だ。次に「女性活躍」をうたい、人口減少が話題になると「地方創生」を唱えた。さらに「1億総活躍社会」を訴えて「新3本の矢」を繰り出し、「働き方改革」や「人づくり革命」へと続く。「待機児童ゼロ」「非正規(労働)という言葉をなくす」「介護離職ゼロをめざす」といった華々しい言葉も躍る。

・・・政府は「デフレ脱却」をいまだに宣言できていない。日銀は「物価上昇率2%」の達成を6度も先送りし続けている。今年度中が目標だった「待機児童ゼロ」は3年先送り。基礎的財政収支の20年度の黒字化もなし崩し的に延期された。女性の就業者は増えたが、世界経済フォーラムが先月発表した男女格差ランキングで、日本は144カ国中の114位。G7で最下位だ。・・・ 安倍政権は、選挙で正面から問わなかった特定秘密保護法や安全保障関連法、「共謀罪」法など、国の骨格を変える法律を押し通してきた。それで下落した内閣支持率を取り戻すために、スローガンを掛け替えてきた側面もある。そうやって政権を維持してきた首相が次にめざすのは改憲である。5年の節目に、安倍政権のあり方を改めて見つめ直す必要がある。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290324.html



(声)保護費削減よりも所得底上げを(2017/12/26朝日新聞)整体師 川戸珠実(長野県 49)
 不思議でならないことがある。アベノミクスの成果で好景気だと喧伝(けんでん)されるこの国で、生活保護費の生活費にあたる「生活扶助費」が約7割の世帯で減る見通しという。一般の低所得世帯との均衡により見直されるが、一般低所得世帯の生活費が、保護世帯の受給額を下回るケースがあるという状況で、国の経済政策が成功していると言えるのだろうか。かくいう我が家も、ひとり親の低所得世帯だ。9年前に、夫を病気で亡くした。大学生2人を抱え、かなり苦しい。一般低所得世帯とひとくくりに言うが、ひとり親家庭や、低年金の高齢者、病人や介護が必要な家族がいる家庭など、自分の力だけではいかんともしがたい事情を抱える世帯も多い。11年ぶりの高水準という日銀短観の一方で、富がしたたり落ちるトリクルダウンなどとは程遠い所で、みなあえいでいるのだ。健康で文化的な最低限度の生活を保障するのが生活保護だ。それよりも所得の低い未受給世帯があるなら、まずはそちらを解消する何らかの手立てを、国には講じてもらいたい。国民所得の底上げがかない、生活保護費も増額する――。そうなって初めて、経済政策が成功したと言えるのではないか。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13290329.html



海岸での座り込み5000日 ゲート前集会に500人 「新基地計画白紙撤回を」(2017/12/26琉球新報)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で、辺野古海岸テント村での2004年4月19日の座り込み開始から、26日でちょうど5千日を迎えた。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では5千日突破に合わせ集会が開かれ「私たちの戦いが間違っていなかったから5千日も続いた。あきらめずに団結して戦っていこう」と、基地反対の声を上げた。・・・この日は午前9時ごろから、砕石などを積んだ工事車両81台がシュワブ内に入った。機動隊員らが座り込んだ市民らを強制的に排除した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-637606.html



日本兵が日本兵を銃殺 当事者の元隊員95歳男性が記録に 「住民虐殺、強姦・強奪許せず」(2017/12/26琉球新報)
1945年の沖縄戦で激戦地となった摩文仁で、日本兵が沖縄住民を殺害したり強姦(ごうかん)したり食料強奪をしたりする事態を我慢できず、別の日本兵がその日本兵を殺害する出来事があった。当時、沖縄で戦闘に参加した元日本兵・飯田直次郎さん(95)=神奈川県在住=は自ら日本兵を銃殺したことを証言した。飯田さんは知人の協力を得て、中国で戦争に参加した体験や沖縄戦の詳しい足跡を原稿用紙129ページにまとめた。
・・・ ある日、飯田さんも「佐々木」という名の軍曹による「悪行を目撃」した。「見るに堪えない。もう限界だ。同じ日本の兵隊として許せねえ」と殺意が湧いた。海軍兵に「このまま見て見ぬふりできねえ。島民が殺されているんだぜ。やつさえいなければ皆なんとかしのげる。水も飲める」と殺意を明かした。

 飯田さんは米軍との戦闘前、那覇市の住民宅で寝泊まりし、沖縄の人々から温かくしてもらったことへの「恩義」もあって「住民を殺す日本兵が許せなかった」と言う。・・・飯田さんは「全ては島民のためと思ってやったが、私自らの手で日本人をあやめてしまった。70年余たっても忘れられない」と話し、今でもつらい思いが残っていることを吐露した。本島南部の激戦時、食料が尽きて飢えた日本兵が夜、米軍の陣地に忍び込んで食料を盗み、その帰りを待ち伏せた日本兵がそれを奪い、殺し合う事態も「よくあった」という。「戦場では人間が人間ではなくなってしまう」と振り返る。飯田さんは「軍隊は住民を守るどころか、軍隊がいることで戦場になってしまう。(辺野古に)飛行場を造ることはいいことではない。沖縄の人々にとって戦後は終わっていない。戦争は絶対に駄目だ。勝っても負けてもよくない。自分の命を落としてでも俺は絶対に反対する」と語った。(新垣毅)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-417850.html


posted by オダック at 19:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする