2017年07月15日

PICKUP NEWS


首相、追い込まれ出席 「自ら加計説明」 予算委閉会中審査(2017/07/14朝日新聞)
いったんは断った首相出席の閉会中審査を、自民党が一転して受け入れた。加計(かけ)学園問題をめぐって、野党だけでなく、与党内からも直接の説明を求める意見が出始めるなか、安倍晋三首相が判断した。与党内の混乱ぶりに、追い込まれた政権の姿が映る。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13035453.html



人権とは、中国政府に突きつけた 劉暁波氏死去(2017/07/14朝日新聞)
 獄中でノーベル平和賞を受賞し、中国の民主化運動の象徴的存在だった人権活動家の劉暁波(リウシアオポー)氏(61)が13日、亡くなった。民主化の夢は一党支配を死守しようとする当局の壁に阻まれ、末期がんに侵されても出国もかなわなかった。だが、その死は強大になった共産党政権に大きな問いかけを残した。「民主化を目指す我々の精神的な支柱だった。とても悲しくて、怒りでいっぱいだ」。劉氏が投獄される原因になった「08憲章」に最初に署名した1人で杭州の学者、温克堅さん(46)は言った。病院に見舞いに行ったが、病室すら教えてもらえなかったという。・・・劉氏は中国在住の中国人として、自然科学系も含めて初のノーベル賞受賞者だったが、中国政府は「劉暁波は中国の法律を犯した罪人である」と激しく反発した。世界第2の経済大国になろうとしていた時期。国力に自信を持ち始めた中国にとって、人権問題はアキレス腱(けん)だった。

 「ノーベル賞と政治は別」との主張に耳を貸さず、ノルウェー産サーモンの通関規制を強化するなど、過剰とも言える反応を見せた。・・・ 国内でも豊かさが最優先の市民の間では、性急な政治改革より社会の安定を願う気分が広がる。報道統制の下で劉氏を知る人はほとんどいない。それでも、民主や自由を求める人々にとって劉氏は獄中にいながら存在感を保ち続けた。「力で異論を封じ込めてきた共産党政権にとって、非暴力の立場を貫き、国内外から尊敬を集める劉氏の存在ほど怖いものはなかった」と党内事情に詳しい中国メディア関係者は語る。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13035541.html



(社説余滴)憲法に胸を躍らせた時代 沢村亙(2017/07/14朝日新聞)
1月に87歳で他界した母が広島での被爆体験を書きつづっていたのは知っていた。快晴の夜空に流れ星を仰ぎ見た「前夜」からそれは始まる。翌朝、爆心1・3キロの学徒動員先で被爆。傷を負いつつ川に飛び込み、迫り来る火炎を逃れたこと。家族の疎開先で迎えた敗戦の日まで。パソコンに指1本で打ち込んだ3万3千字とは別に、「戦後」を記した短い手記の存在に私が気づいたのはわりと最近のことだ。同級生の4割が原爆で散った女学校。1946年3月初め、今の憲法の元になる「憲法改正草案要綱」が掲載された新聞を持ち寄った授業の様子を手記は描いていた。「目に飛び込んだ文言は戦争抛棄(ほうき)です。教室がざわめきます。驚きと喜びが交錯。新時代の到来に胸が高鳴る感じです」「目も心もキラキラと輝くほどの『権利』。今まで義務ばかりでした。教育勅語に権利ってあったかしら?」無数の死や不条理への悲しみ、不安、怒りに満ちた被爆体験と対照的な、歓喜と興奮とが文面にはじけていた。そうした記憶は母だけではないようだ。広島で別の女学校に通っていた元毎日新聞記者の関千枝子さん(85)も当時、教師が黒板に書いた「戦争抛棄」に胸を熱くした。長崎で被爆した狩野美智子さんは「思想・良心の自由」「言論の自由」に受けた解放感を息子の評論家、切通理作さんとの対談で語っている。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13035417.html



(声)「政治不信」棄権せず白票で(2017/07/14朝日新聞)無職 黒田七重(北海道 91)
 長年自民党を支持してきたが、次の選挙では棄権したいという声を耳にする。しかし果たして、棄権が「政治不信」の意思表示になるのだろうか。私は最近、北欧各国に興味を持っているが、国政選挙の投票率は多くの国で8割前後の高さという。高税率は有名だが、税の使途に対する関心や政治への信頼感の高さの証明としての高投票率のようである。ひるがえってわが国の投票率は、先進国では残念ながら下位レベルだ。「落選したら名誉と収入を失う」と慌てる議員。小選挙区で落選しても比例区で復活当選する矛盾など、まるで失業対策のような情けない選挙制度。生活に困窮する国民や過労死が問題となっている昨今、国会議員は使い道を明らかにする必要のない文書通信交通滞在費をもらい続けている。「投票に行っても何も変わらない。だから棄権!」ではなく、投票先がないなら何も書かない白票を入れてはどうだろう。棄権は国民としての権利義務の放棄であり、国を無視することだ。しかし、白票は政治不信に対する明確な意思表示である。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13035421.html



(私の視点)教育改革 育てたい「探究」「感動」力 岩崎充益(2017/07/14朝日新聞)
古代ギリシャでは「探究」と「感動」の二つの力の向上が理想の教育と考えられていた。7歳から15歳までの子どもに「詩の暗唱」「楽器の演奏」「体育」「美術」「武術」などを学ばせ、心身に刷り込んだ。新学習指導要領が高校教育での「探究」と「感動」を重視しているとは残念ながら思えない。こうした時間は、さらに減る恐れがある。・・・試験に備え、英語のスピーキング対策などにさらに時間を割くことが求められることから、必然的に芸術科目、文化祭、体育祭などの時間が進学校では減らされることになるだろう。・・・教育改革で失敗はゆるされない。ドイツの哲学者O・F・ボルノウは「人生はまじめであり、芸術は晴れやかである」と言った。学生にとって、コツコツと未知なる世界と出会い、経験を深める道のりは苦しくても、真摯(しんし)に取り組むべきで、それをより実り豊かにする芸術との感動的な邂逅(かいこう)は素晴らしいものである、ということだ。私自身、部活動で転んでも何かをつかんで立ち上がる生き様を学び、音楽、芸術の授業で感動を学び、体育祭、文化祭で仲間と一つの目標に向かって作り上げていく協調性を学んだ。「探究」と「感動」の古代ギリシャ教育から学ぶべき点が多い。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13035410.html



映画「ヒトラーへの285枚の葉書」 権力に挑む孤独な戦い(2017年7月13日東京新聞)
 ペンとはがきを武器に、ヒトラー政権に抵抗したドイツ人夫妻の運命を描いた映画「ヒトラーへの285枚の葉書(はがき)」が公開中だ。ナチス・ドイツの秘密警察ゲシュタポの記録文書を基に執筆された小説「ベルリンに一人死す」を映像化。・・・俳優でもあるバンサン・ペレーズ監督(53)に作品への思いを聞いた。(鈴木学)「あの時代、ドイツの市井の人々がどう暮らしていたかという原作の視点に引かれた。主人公たちが住むアパートはナチス党員、密告者、高齢のユダヤ人女性らさまざまな人々が暮らすドイツ社会の縮図であり、恐怖心がいかに個々人に影響を与えたかを描くのにいい設定だと思ったんです」。落ち着いた口ぶりが力強い。・・・ 一九四〇年、ベルリンに住む労働者階級の夫妻オットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)の元に息子の戦死報が届くことから物語が始まる。悲しみの中、オットーはヒトラーを批判するはがきを書き、ひそかに街中に置いていく。はがきを書き続けることで夫妻は魂の解放を感じるが、ゲシュタポの捜査が迫る。強大な権力に、絶望的ともいえる“戦い”を挑んだ実在の夫妻をどう思ったのか。「彼らの持てる力は言葉だけだった。本当は誰でもできることなのに、ほとんどの人がしなかった。過去の教訓の欠如から、今、世界で極端な思想を持つ人が増えている。この先いい方向に向かうよう、この映画は彼らの行いを継ぐものだと思っています」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017071302000186.html



仏・ニーステロ1年 母失ったイスラム教徒「無知は怒りや暴力生む」(2017/07/14東京新聞)
【パリ=渡辺泰之】フランス南部ニースで起きた、テロ事件から十四日で丸一年。トラックを「凶器」に八十六人もの命を奪った卑劣な犯行だった。その後も欧州では、警備が難しい「ソフトターゲット」が狙われるテロが続いており、脅威は消えていない。「今年で七つのテロを防いだ。多くの死傷者が出る可能性があった」。コロン内相は六日、仏テレビに明かした。・・・卑劣なテロ犯と同一視され、憎悪が一般のイスラム教徒に向く現実。だが、それでもシャリヒさんは、宗教や肌の色の違いを超えて、「大好きな祖国」フランスが団結する大切さを訴える。シャリヒさんは今、学校などを舞台に若者の過激化を防ぐ活動に乗りだしている。子どもたちに見聞を広めてもらうことにより、社会への希望をなくし、過激な思想に引きつけられてしまう若者を救いたいのだという。
 「無知は憎しみを生み、その憎しみからは暴力しか生まれないのだから」 (パリ・渡辺泰之)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201707/CK2017071402000116.html



エクアドル、国境に突然壁 ペルー反発、大使を召還(2017/07/13朝日新聞)
エクアドルが隣国ペルーとの国境の一部に突然、壁の建設を始めたことにペルー政府が反発している。中止要請にもかかわらず建設が進んでいるとして、ペルー側が駐エクアドル大使を召還する外交問題に発展している。ペルーの有力紙によると、壁が建設されているのは、ペルーと国境を接するエクアドル南西部の町ウアキジャス。5月に建設が始まった壁は高さ約4メートルで、長さは約2・5キロにわたる。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13033552.html



(声)「共謀罪」法施行の日、忘れまい(2017/07/13朝日新聞)無職 野上照代(東京都 90)
 11日、今日は忘れてはならない日だ。「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法が施行された。父が治安維持法によって特別高等警察にしょっ引かれたのは1938年だった。ただ唯物論研究会を作り、仲間と集合しただけである。保釈までの2年間、各地の警察署の狭苦しい留置場をたらい回しにされた。元々詩が好きだった父。作品の中に、「うじ虫の歌」という悲しい一編があった。皆が渡された新聞紙の小さい紙を手に手に便所の前に行列している。遠くから木刀で殴る音が聞こえてくる。便所に入ると、うじ虫がはい上っては落ちる……。留置場では逃亡を防ぐため、決められた時に監視付きでしか便所へ行けない。うじ虫を見て父は「俺もうじ虫になった方がましだ」と嘆くのだ。父が何をしたというのだ! 仲間と唯物論を勉強しようとしただけだ。それを共産主義に通じる「危険思想」とされたのだ。「共謀罪」も同様に解釈次第で犯罪になるのではないか。この間の母と私たち家族の暮らしを、山田洋次監督が吉永小百合さん主演で映画「母(かあ)べえ」にして下さった。父の生前に見せられなかったのは残念だ。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13033453.html



(社説)民進党 勘違いしていませんか(2017/07/13朝日新聞)
民進党は大きな勘違いをしているのではないか。東京都議選の敗因分析に向けた党内議論を見ていると、そんな疑問を抱かざるをえない。国会議員の会合では「解党的出直し」を求める声に加え、蓮舫代表の「二重国籍問題」に矛先が向いた。蓮舫氏は「いつでも戸籍開示の用意がある」と、戸籍謄本を公開する意向を示したという。民進党の議員たちに問う。蓮舫氏が戸籍を公開すれば、党勢は上向く。そう本気で思っているのか。旧民主党政権の挫折から4年半。民進党が民意を受け止められない大きな原因は、そうした的外れな議員たちの言動にこそあると思えてならない。

・・・「共謀罪」法や加計、森友学園の問題などで、民進党が安倍政権を問いただす役割を担ってきたのは確かだ。なのになぜ、野党第1党の民進党が、政権の受け皿として認知されないのか。都議選では小池百合子知事率いる都民ファーストの会の躍進があった。しかしそれだけではない。政党にとって何よりも大事な政策の軸が、定まらないことが大きい。象徴的なのは原発政策だ。なし崩しの原発回帰を進める安倍政権に対し、民進党が脱原発依存の旗を高く掲げれば、鮮明な対立軸を示せるはずだ。そのことが分かっていながら、電力会社労組などへの配慮を優先し、政策をあいまいにする。大きな民意を見失っていることが、党勢低迷の根本的な要因である。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13033443.html?ref=pcviewpage



記録的豪雨 善意の力も結集したい(2017/07/13東京新聞)
九州北部を記録的豪雨が襲ってから一週間。流された犠牲者のほか、安否不明者もなお多い。捜索と救出に全力を挙げてほしい。復旧、再建に向けて善意の力も結集したい。各地も警戒が必要だ。・・・被災地では、道路の寸断で孤立していた集落は解消した。とはいえ、土砂や流木、がれきがライフラインの復旧を阻み、千人以上が依然、避難所暮らしを強いられている。生活再建にはほど遠い。避難生活が長引くほど、高齢者や障害者、女性、子どもは殊につらい目に遭いがちだ。熱中症や感染症、食中毒も気にかかる。医療や保健、介護の面での支援には万全を期してほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017071302000140.html



社説[ヘリパッド運用開始]米軍に便宜 住民負担増(2017/07/13沖縄タイムス)
住民の反対が続いているにもかかわらず、事前通知もなしに、米軍北部訓練場に新たに造られたヘリパッドの運用が始まった。沖縄防衛局などによると11日、在沖米海兵隊のオスプレイ1機が、国頭村側に位置する「N1」「H」地区のヘリパッドで離着陸を繰り返す様子が確認された。・・・オスプレイの騒音や墜落の恐怖という負担を住民が背負うことになった部分返還は、SACOによる沖縄の米軍基地再編の限界を象徴する。北部訓練場がある「やんばる」には、世界でここにしかいないノグチゲラなどの貴重な動植物が生息している。環境省は昨夏、やんばるを国立公園に指定し、世界自然遺産登録に向けての準備も進める。国が亜熱帯の森の価値を認めたからにほかならない。豊かな森を切り開いて建設されたヘリパッドを使い、オスプレイを運用することで、生態系と暮らしが脅かされることになる。先行使用されている2カ所で騒音被害や睡眠不足による体調不良などの影響が出ていることからも負担増は明らかである。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/111954



辺野古 抗議中の女性1人逮捕 工事車両52台が基地内へ 周辺一時渋滞(2017/07/13琉球新報)
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で13日、米軍キャンプ・シュワブの第2ゲート近くで抗議していた女性が県警に逮捕された。この日は基地建設に抗議する約70人が工事用車両のゲート前に座り込んでいたが、機動隊に強制排除されている間に、石や重機を積んだ工事車両52台が基地内に入った。車両搬入は約40分間続いた。女性は工事車両を止めようと抗議していた。この日はゲート前に座り込む人たちと国道329号で工事車両を止めようとする人たちがおり、工事車両が搬入する間、一般車両が渋滞に巻き込まれた。ゲート前にいた数人は「不当逮捕だ」として名護署に向かった。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-534101.html



21億人が清潔な水使えず 国連報告書、下水処理も不十分(2017/07/13琉球新報)
 【ジュネーブ共同】国連は13日、自宅で清潔な水が十分に使えていない人は2015年に21億人おり、世界人口の約3割に上るとする報告書を発表した。下水処理が不十分な建物に住む人も45億人に達し「衛生状況の悪化による感染症などが懸念される」とした。いずれも、地域的にはアフリカ・サハラ砂漠以南に顕著で、南アジアやオセアニアの一部にも多い。中東のイエメンなどではコレラが流行しているが、国連当局者は「清潔な水の不足が原因の一つだ。感染症防止のためにも安全な水の供給は世界的な課題だ」としている。報告書は世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)との共同。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-533826.html



アメリカが最も恐れた男・カメジローの不屈、今も 桜坂で試写会 記録映画(2017年7月12日琉球新報)
 米統治下の圧政に抗議する姿勢を貫いた政治家の瀬長亀次郎さんを描いたドキュメンタリー「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」(佐古忠彦監督)の関係者試写会が11日、那覇市の桜坂劇場であった。試写会では、佐古監督と瀬長亀次郎さんの次女で不屈館館長の内村千尋さんが駆け付け、舞台あいさつした。佐古監督は「今の沖縄の状況が瀬長さんがいた時と似ているのではないかと思い、取材した。なぜ、沖縄県民は諦めずに政府と向き合い続けるのか、この映画を通じて多くの人に知ってもらえたら」と話した。内村さんは「初めて国会で佐藤(栄作)総理に迫る場面を見て驚いた。本当にいろいろな場所から集めてきてくれて感謝でいっぱい」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-533137.html


posted by オダック at 00:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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