2018年02月15日

PICKUP NEWS


豪州南部で森林火災、シンガポールの倍近い面積が延焼(2018/02/14CNN)
(CNN) 豪州南部で森林火災が猛威を振るい、地元消防によると14日までにおよそ12万5000ヘクタールが焼失した。CNNの気象担当者は、衛星画像で煙の広がる様子がとらえられていることを確認した。南オーストラリア州の人里離れた地域で火災の発生が報告されたのは8日。地元の消防当局は11日のフェイスブックへの投稿で、その週にかけて消火活動に奮闘している様子を伝えた。気温の上昇で火の勢いが増すなか、現場には800人を超える消防士が配備された。しばしば困難な状況での作業を余儀なくされるものの、ボランティアの人々が素晴らしい活躍を見せてくれているという。ここまでの延焼面積は約12万5000ヘクタールと、シンガポールの7万920ヘクタール、ニューヨークの7万8300ヘクタールを大きく上回る。
https://www.cnn.co.jp/world/35114711.html?tag=cbox;world



(社説)森友問題 佐川氏招致は不可欠だ(2018/02/14朝日新聞)
森友学園への国有地売却問題を、野党がきのうの衆院予算委員会で改めてただした。焦点は、昨年の通常国会で、学園との交渉記録を「すべて廃棄した」と繰り返した財務省の佐川宣寿(のぶひさ)・前理財局長(現国税庁長官)の答弁の正当性だ。財務省は学園側との交渉経過が含まれる内部文書を1月に5件、先週には20件公表した。佐川氏の虚偽答弁の疑いが強まるなかで、驚かされたのは麻生財務相の説明である。「あくまでも(省内での)法律相談であって、面会記録ではない」というのだが、一連の文書に交渉の過程が記されている事実は否定しようがない。・・・ 森友問題が問いかけるのは、一人の財務省局長の答弁が虚偽だったか否かにとどまらない。行政が公平・公正に行われているか。国民の「知る権利」にこたえようとしているか。 麻生氏はもちろん、安倍首相をはじめ政権全体の姿勢が問われている。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13358047.html



(声)石牟礼さんに思考の意味教わる(2018/02/14朝日新聞)主婦 北川はるか(岐阜県 65)
 今年の目標は石牟礼道子さんの著書を丁寧に再読することと決めていた。「西南役伝説」を読み終えた翌朝、彼女の訃報(ふほう)を知り、悲しみとよりどころを失った気持ちだ。私の生きてきた時間は、日本の高度経済成長期と重なる。日本各地で公害が発生し、多くの犠牲者を出した時期でもある。私はたまたまその地域で生まれず、被害を免れたのは本当に偶然だと思う。石牟礼さんは水俣病の患者のそばにいて言葉を紡いでくださった。その作業は「きっつかこと」だったと思う。20代で石牟礼さんの本と出会い、以来、水俣のことや歴史の表舞台には出てこない人々、この世で生きづらい人のことをそっと語る言葉に、深く思考することの意味を教えてもらった。日常の中で、つい考えることがしんどくなり、易(やす)きに流れ、怠け者になりがちだが、それでは情けない。「科学の進歩はこの世にどんなものをもたらしたのか」「生きるということはどんな意味があるのか」ということを石牟礼さんは今も考え続けていると思う。これからも彼女の言葉を読み続けていこうと思う。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13358053.html



(インタビュー)未来占う「言葉の時代」 ポーランド元大統領、レフ・ワレサさん(2018/02/14朝日新聞)
1989年、東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊する契機の一つになったのは、ポーランドの労組「連帯」が主導した民主化運動だった。その求心力となって運動を率い、ノーベル平和賞も受賞した初代委員長の目には、分断が進むいまの世界はどう映っているのか。ポーランド元大統領のレフ・ワレサ氏に聞く。――あなたが率いたポーランドの「連帯」のうねりが、旧ソ連・東欧の共産主義体制の崩壊につながってからまもなく30年です。いま世界で「連帯」よりも「分断」が目立つのはなぜでしょう。

 「人々の間の共通の基盤が失われたことが大きいと思います。共産主義政権のポーランドではすべてを上が決め、それが約50年続いていました。しかし、人々の連帯を通じて、自由を勝ちとったあと、個人個人はばらばらになってしまいました。共産時代は全員が等しく貧しかった。自由になってからは貧しい人と、ものすごく豊かな人が出てきて、嫉妬が生まれました。ポピュリズムや扇動政治家(デマゴーグ)、拝金主義が台頭し、対立を招いているのが現状です」

・・・「壁が崩壊したのは、西ドイツのコール首相がポーランドを訪問しているさなかでした。私は、彼に会い、『もうすぐベルリンの壁が崩壊し、ソ連も崩壊します』と明言しました。コール氏はどうしたらいいかわからないという表情で、『それが起こってほしいとは思うが、私たちが生きている間は無理だ。私たちの土地(欧州)には大きな木(ソ連)が枝を広げて生えているから』と答えました。私には、革命家としてそれが起きることが分かっていました」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13358037.html



「森友」問題解明 佐川氏喚問が不可欠だ(2018/02/14東京新聞)
 森友学園への国有地売却に関する財務省文書には、交渉に関する記録が記されていた。交渉記録を廃棄したとする佐川宣寿国税庁長官の答弁は虚偽ではないのか。全容解明には証人喚問が不可欠だ。財務省が九日、公表済みの内部文書五件以外に新たに文書二十件を国会に提出し、公表した。二〇一三年八月〜一五年四月に同省内で、法律関係の問題点を検討した際の照会や回答の文書である。・・・共同通信社による最新の世論調査でも佐川氏を国会招致すべきだとの答えは66・8%に上る。これが確定申告を控えた国民の偽らざる気持ちだろう。付言すれば、全容解明には、佐川氏の参考人招致にとどまらず、虚偽を述べれば偽証罪に問われる証人喚問が必要だ。森友問題に関して政府側の虚偽と指摘される答弁が明らかになった以上、加計学園による獣医学部新設をめぐる政府の対応が本当に適切だったのかも、あらためて問わざるを得ない。安倍晋三首相らの関与や官僚による忖度(そんたく)の有無が問われ、傷ついた政治への信頼を回復するには、政府・与党が国会での解明に進んで協力することが大前提である。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018021402000166.html



石牟礼道子さん 不知火の海の精として(2018/02/14東京新聞)
石牟礼道子(いしむれみちこ)さんの魂は天草の自然とともにあり、水俣の被害者と一体だった。そしてそのまなざしは、明治以来急激に進んだ近代化への強い懐疑と、そのためになくしたものへの思慕に満ちていた。
 常世とこの世のあわいに住まう人だった。童女のように笑みを浮かべて、おとぎ話を語り継ぐように深く静かに怒りを表した。「水俣川の下流のほとりに住みついているただの貧しい一主婦」(「苦海浄土(くがいじょうど)」)が水俣事件に出会い、悶々(もんもん)たる関心と小さな使命感を持ち、これを直視し、記録しなければならないという衝動にかられて、筆を執る。事件の原因企業チッソを告発する活動家、はたまた哲学者と呼ばれることもあった人。しかし−。「近代日本文学を初期化した唯一無二の文学者」だと、石牟礼さんの全集を編み、親交の深かった藤原書店店主の藤原良雄さんは言う。「自然を征服できると信じる合理的、効率的精神によって立つ近代西洋文学に、日本の近代文学も強く影響を受けてきた」。それを、いったん原点に戻した存在、ということだろう。彼女の魂は、不知火の海、そして出生地の天草、水俣の人や自然と混然一体だった。例えば、「しゅうりりえんえん」という詩とも童話ともつかぬ不思議な作品について、こう語ったことがある。「狐(きつね)の言葉で書きたかった」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018021402000164.html


posted by オダック at 09:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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