2018年06月12日

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(社説)袴田事件再審 釈然としない逆転決定(2018/06/12朝日新聞)
人の生命がかかった審理がこのようなものでいいのか。釈然としない思いがぬぐえない。52年前に静岡県で4人が殺された事件で死刑が確定した袴田巌さんについて、東京高裁は裁判のやり直しを認めない判断をした。静岡地裁の再審開始決定を取り消したが、身柄を拘置所に戻す措置はとらなかった。地裁の段階で6年、高裁でさらに4年の歳月が費やされた。それだけの時間をかけて納得のゆく検討がされたかといえば、決してそうではない。結論を分けたのは、犯行の際の着衣とされたシャツなどの血痕のDNA型鑑定だ。地裁は、弁護側が提出した新鑑定を踏まえ、「犯行時のものではない疑いがある」として再審を認めたが、高裁は「鑑定手法には深刻な疑問がある」と退けた。この決定に至るまでの経緯は、一般の市民感覚からすると理解しがたいことばかりだ。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13535530.html




希少な灯台レンズに驚き 京都・京丹後(2018年06月10日京都新聞)
京都府最北端にある経ケ岬灯台(京丹後市丹後町)で9日、地元の宇川小の児童たちが内部を見学した。全国で5灯台にしかない第1等フレネルレンズの大きさを間近にし、子どもたちは驚きの声を上げた。白亜の灯台で知られる経ケ岬灯台は1898年に初点灯し、今年で120周年。地元の子どもたちの学習にと、管理する舞鶴海上保安部が一般公開以外では初めて内部を公開した。小3〜5年の児童23人は経ケ岬の展望台を掃除した後、灯台内部を見学した。職員がレンズの大きさ(高さ2.8メートル、直径1.8メートル、重さ5トン)や、約40キロ先まで光が届くこと、20秒に3回点灯していることなどを説明すると、子どもたちは目を輝かせて装置に見入った。
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20180610000058



米朝首脳、史上初会談 正恩氏「過去が目と耳ふさいできた」(2018/06/12東京新聞)
 両首脳は島内のカペラホテルで初対面。赤いカーペット上を歩み寄り、がっちりと握手を交わした。その後、時折笑みを浮かべながら言葉を交わし、会談場へ入った。冒頭、トランプ氏は「われわれは素晴らしい関係を築けると思う。(会談は)大成功すると思う」と述べた。正恩氏は「簡単な道のりではなかった。われわれには足かせとなる過去があり、誤った偏見と慣行が時に目と耳をふさいできた。すべてを克服してここまで来た」と応じた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061290135639.html



再審への道 「疑わしきは罰せず」だ(2018/06/12東京新聞)
五十二年前の強盗殺人事件で死刑が確定していた袴田巌さんの再審開始決定を東京高裁が取り消した。血痕のDNA型への評価の違いだ。司法は当時の捜査手法への厳しい目があるのを知るべきだ。袴田さんの事件は長く冤罪(えんざい)との疑いの声があった。一九六六年に起きた静岡県の旧清水市で一家四人が殺害された事件だ。
 再審開始を認めない決定に、十一日の東京高裁前では「不当決定」と書かれた垂れ幕が掲げられた。冤罪はまず犯人とされた人に罪をかぶせる不正義がある。同時に真犯人を取り逃がす不正義を伴う。この二重の不正義がある。・・・ <冤罪は本当に数限りなくある、と思います。最近、いくつか有名な冤罪事件の無罪判決が報道されていますが、あれはあくまで氷山の一角ですよ。(中略)『なぜ、こんな証拠で有罪になるのだ』と怒りたくなる判決がたくさんあります>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018061202000170.html



「海を殺さないで」 市民らが抗議 辺野古新基地建設(2018/06/12琉球新報)
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブでの新基地建設現場では、12日も埋め立て区域南側を覆うK4護岸の建設工事が進められた。K4護岸では、3カ所で砕石の投入が行われていた。ダンプカーが運んできた砕石を、クレーン車やショベルカーを使って護岸先端部に投入する作業が繰り返された。白い砂煙を上げたり、「ゴゴゴ」「バラバラ」と大きな音を立てたりする様子も見られた。新基地建設に反対する市民ら約20人は、カヌー13隻と船2隻を出し、抗議の声を上げた。市民らは、護岸建設現場付近に張り巡らされたオイルフェンスを乗り越え、工事を阻止しようとしたが、警備に当たっていた海上保安官に拘束された。海上保安官らは約10隻のゴムボートに分乗し、約60人で警備していた。市民らは「海を殺さないで」「砕石を落とさないで」と訴える声を上げたが、砕石が海中に投入される音にかき消されていた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-737098.html



予測不能の両指導者に「賭け」 米メディア(2018/06/12琉球新報)
ニューヨーク・タイムズ紙は11日、トランプ大統領には「政敵を暗殺する無慈悲な敵」と対した経験がないと指摘。トランプ氏が自分の交渉スキルに「自信を持ちすぎている」と心配する米政府関係者の声も紹介し、「短気で弱みを見せたくない2人」の会談を懸念する分析記事を掲載した。米テレビ各局は「歴史的な会談」とトランプ氏と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が車で会場に到着する前から生中継で報じた。CNNのキャスターらはトランプ氏が握手中に左手を金委員長の腕に添えたことや金委員長が笑顔を見せたことなどを紹介。「2人の予測不能な指導者による、歴史を刻むことを意図したまれに見る賭けだ」と報じた。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-737012.html



「核のボタン」カバン持ちの姿なし 軍服回避か(2018/06/12琉球新報)
【シンガポール高本耕太】史上初の米朝首脳会談に臨むため、シンガポールに10日到着したトランプ米大統領の傍らに、核攻撃の命令コード(暗号)などを収めた「核のボタン」と呼ばれるカバンを持つ軍服姿の担当士官の姿がなかった。士官は国家安全保障のため大統領の行く先に必ず随行する。「北朝鮮の非核化」という会談の最重要課題に配慮し、目立つ軍服を避けた可能性がある。黒革で覆われたジュラルミン製カバンは「フットボール」の愛称で知られ、米国が攻撃を受けた場合などに司令部を離れていても即座に対応できるように、核攻撃の選択肢やコード表のほか緊急通信機器などが入っているとされる。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-736579.html



[大弦小弦]パラシュートを取り付けた米軍の大型トレーラーが…(2018/6/12沖縄タイムス)
 パラシュートを取り付けた米軍の大型トレーラーが、風で流れて落ちてくる。1965年6月11日、読谷村親志。車両は電柱にぶつかって向きを変え、落ちた所に小5の女の子がいた

▼まだ11歳だった女の子。いとこの十三祝いで着物やごちそうを見て、「来年は私よ」と楽しみにしていたという。尊い命が奪われてから11日で53年が過ぎた。もうなのか、まだなのか

▼米軍占領下、「落ちた場所にいる方が悪い」という時代。姉を突然失ったショックから、幼い弟が描くのはパラシュートの絵ばかり。傷心の遺族は遺骨を抱き、南米に渡った。今、現場には住宅が立ち並び、事件を想起させるものはない

▼米軍は半年前、緑ヶ丘保育園の屋根に部品を、普天間第二小の校庭に窓を相次いで落とした。1人の負傷者も出なかったのはたまたまで、1965年の事件と何が違うのか。53年前と何が変わったのか

▼嘉手納中と普天間第二小は先週、米軍機墜落を想定した避難訓練を行った。こんな訓練をやらざるを得ない子どもたちが、日本のどこにいるだろう。沖縄の異常な日常

▼命日に、米軍F15戦闘機が那覇沖に墜落した。「子どもに『もう大丈夫だよ、空からは雨しか降ってこないよ』と言えるように行動する」。緑ヶ丘の園児の母親の言葉を、女の子にも伝えたい。一日でも早く。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/266094



(声)対話型スポーツ指導、世界に学べ(2018/6/12朝日新聞)
大学職員 中村隆浩(神奈川県 49)

 日大アメフト部の問題を見ると、まさに戦時中の主従関係を彷彿(ほうふつ)とさせる。どうしてこのような軍国主義的なスポーツ指導はなくならないのか。

 私は計15年間、スイスとクウェートで柔道の指導をしてきたが、指導者が生徒に対して体罰やしごきをするような光景を一度も見たことはない。もし指導者が生徒を殴ったら、間違いなく生徒は殴り返すだろう。それぐらい海外では「個」というものがしっかりしている。

 生徒たちは私をファーストネームで呼び、分からないことがあれば質問し、私の言動に疑問を感じたら指摘をしてくる。そこに上下関係は存在しない。

 練習が終われば、カフェで語り合う。日本の「監督」「先生」というより、選手の技術面や精神面をサポートする良きパートナーであったように思う。

 いま、数多くの外国人が来日して学校で教えている。英語の授業だけでなく、運動部においても外国人指導者を招致し、より多くの指導に関わってもらうことはできないだろうか。そうすれば、古い封建的な指導や体罰もなくなり、欧米的な対話型の指導者が増えていくのではと考える次第である。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13535539.html?ref=pcviewpage


posted by オダック at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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