2018年08月05日

PICKUP NEWS


<「餓死」の島 戦争マラリアの悲劇> (上)飢えと病の地獄があった(2018/08/05東京新聞)
「宮古ブルー」と呼ばれる透き通る青い海とサンゴ礁に囲まれた沖縄県・宮古島は今、建設バブルの真っただ中にある。沖縄本島から南西に約二百九十キロ。宮古、伊良部、下地など六つの島からなる宮古島市は、さいたま市とほぼ同じ面積(約二百平方キロ)に約五万五千人が暮らす。あちこちで高級リゾートホテルやアパートの建設が進み、人手不足のため島外からも建設作業員が集まる。・・・島中央部では、陸上自衛隊宮古島駐屯地(仮称)の隊舎などの工事も始まり、近い将来、警備部隊やミサイル部隊などが配備される。「島では軍隊と『カジノ』がやってくるとささやかれています」。駐屯地前で毎朝、抗議活動をしている上里清美さん(62)が皮肉交じりに語る。
 急速に変貌する宮古島では、沖縄戦の記憶が風化しつつある。戦時中、そこには三万の日本兵がいた。・・・高沢さんは仲宗根さん宛ての手紙に「毎日、飢えながら、栄養失調とマラリアで亡くなった兵士を荼毘(だび)に付していました」と当時の惨状を記し、「兵隊は現地で悪いことをしていたので、私はもう宮古島へは行けません」と伝えた。
 「悪いこと」とは、住民の食料を盗み食いしていたことだという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080502000123.html



東京医大に「女性活躍」補助8000万円 減点疑惑の時期、国から3年で交付(2018/08/05東京新聞)
一般入試の女子受験者を一律に減点した疑いが浮上した東京医科大(東京都新宿区)が二〇一三年、女性医師や研究者の育児と仕事の両立を支える国の事業に選ばれ、三年間で計八千万円の補助金を受けていたことが分かった。・・・こうした支援が進められる一方で、同じ時期に女子の受験者の得点を一律に減点して入学を抑制していた疑いが持たれている。一四年度は女子の合格者が20%に急減し、いったん三割前後に増えたものの、一八年度は17・5%にまで下がった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080402000125.html?ref=rank



動物のお医者さん、模型で実習 山口大など生体から転換(2018/08/05朝日新聞)
山口大と鹿児島大の共同獣医学部が、学生の実習で使う動物を、生きたものから模型に切り替える取り組みを進めている。教育のレベルを保ちつつ、動物に苦痛を与えないという「動物の福祉」の面でも国際標準に引き上げる試みだ。・・・模型の導入を進めるのは、倫理面で国際水準に引き上げるためでもある。欧米では「動物福祉に配慮する」ことなど、認証機関が厳しい基準を設けている。だが日本ではそうした基準も、国際認証を取得した大学もなく、木曽教授は「日本は後れをとっている」と指摘する。山口大はヨーロッパの認証機関EAEVE(イーブ)の認証取得をめざしているという。
https://digital.asahi.com/articles/ASL676THCL67TZNB013.html?rm=552



今も避難生活、3657人 西日本豪雨から1カ月(2018/08/05朝日新聞)
西日本豪雨で大雨特別警報が最初に出されてから、6日で1カ月を迎える。なお避難勧告と指示は計約6万人に出され、3600人以上が避難生活を続けている。仮設住宅の建設も始まったが、交通網の寸断は続き、復興には息の長い支援が求められる。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13622491.html



(声)日本は現金自動支払い機なのか(2018/08/05朝日新聞)会社役員 高橋紀雄(東京都 67)
 防衛省は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の配備費用が、導入後30年間の維持・運用費を加えた総額で約4664億円になる見通しを明らかにした。米航空機大手ロッキード・マーチン社製の最新型レーダーを採用。1基あたり当初想定の約1・7倍の1340億円に膨らんだ。導入を閣議決定したのは昨年12月である。その後、北朝鮮の脅威ははるかに低減した。にもかかわらず、なぜ、1基あたり500億円以上も高価な仕様に変更する必要があるのか。運用開始も2年後ろ倒しになり、早くても6年以上先である。

 今回の不可思議な決定がいかなる経緯でなされたか、私は推測してみる。米国製兵器は米国の言い値で買わなければならない。オバマさんなどと違い「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)のトランプさんは節度など不要である。取れるところから徹底的に取れ、だ。トランプさんから見れば、日本は壊れた「現金自動支払い機」なのだろう。本性をいかんなく発揮する米国に、自己保身のため税金を湯水のごとく献上する、某首相及び自民党関係者には怒り心頭である。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13622390.html



猛暑の欧州、46度超も 水温上昇で原子炉休止(2018/08/05琉球新報)
【ロンドン共同】記録的な熱波に見舞われたスペインとポルトガルで4日、気温が46度を超えた。1977年にギリシャで記録された欧州での史上最高気温の48・0度に迫る勢い。欧州各地では原子炉の運転休止も起き、影響が広がっている。

 アフリカから押し寄せた熱波が一因で、英気象庁や欧州メディアによると、スペイン南西部で46・6度、ポルトガル中部で46・4度を記録した。同国の首都リスボン郊外では冷房の利用が集中して大規模な停電が発生。フランスでは冷却水として使う川の水温が上昇し、複数の原子力発電所で原子炉の運転が一時的に止められた。
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-775894.html



「人間の能力超えている」広島で被爆の老名誉教授(2018/08/05琉球新報)
広島・長崎の原爆の日はみんなが平和を祈ってほしい−−。福島市の自宅で、広島で被爆した福島大名誉教授、星埜惇さん(90)が静かに語った。東京電力福島第1原発事故で2度目の放射能への恐怖を抱き、原子力は人間の能力では扱えないと確信した。広島原爆投下から6日で73年。毎年この日は、無残に死んでいった仲間を思い、静かに追悼する日だ。1945年8月6日午前8時15分。旧制広島高校生だった星埜さんは、広島県呉市の自宅に戻る列車に乗っていた。車内で激しい衝撃を受けた。呉駅に着いて広島市の方角を見ると、上空に不気味な薄墨色がかったピンクの雲がもくもくと上がっていた。翌日、広島市内に引き返し、コンクリートの残骸の間に寝かされている被爆者たちの間を、同級生を捜して歩き回った。

 やっと捜した1人を寮に連れ帰ったが、全身をやけどして水を飲むのもやっと。体中にわくウジ虫を取ってやることしかできなかった。3日ほどして静かに息を引き取った。とりすがって泣く両親の姿が忘れられない。その後もおびただしい犠牲者の死体処理をした。大きな穴を堀って次々と死体を入れ、重油をかけて焼いてゆく。「人の死についての感情がなくなっている状態でした」間もなく、自分の体調も悪くなった。下痢と発熱、倦怠(けんたい)感で1カ月ほど寝込んだが、運良く命は助かった。戦後は東大農学部に進み、卒業して福島大に赴任。72年、被爆者手帳を取得し、その後、県原爆被害者協議会の事務局長を昨年まで務めた。10年ほど前に直腸がんを患った。放射能への恐怖は尽きない。「被爆者はみんな同じじゃないかな。消えることはありません」

 震災は福島市の自宅で体験した。激しい揺れの後、原発事故を知った。以前から「原子力を扱うのは人間の能力を超えている」と思っていた。その恐れが現実になった事故だった。あれから7年。「原発は危ない。何かが起こってからでは遅い。だけど変わらない」。もどかしそうに言葉を継ぐ。
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-775930.html



<社説>国が聴聞延期要求 時間稼ぎなら許されない(2018/8/5琉球新報)
 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は県が示していた公有水面埋め立て承認撤回に向けた聴聞の期日延期を求めてきた。県は通知から9日後の今月9日に聴聞日を設定した。これに対して防衛局は1カ月程度の準備期間が必要だとして、9月3日以降に変更するよう申し出た。
 防衛局は8月17日の土砂投入を表明している。延期要求は事実上、土砂投入前の県による撤回実施を阻む。本格的な埋め立て工事着手を予定通り実施するための時間稼ぎだとしたら、許されない。
 防衛局は延期理由について「反論のための調査や書面の作成にも相当の日数を要する」ことを挙げる。「相当な期間」を置くことを規定した行政手続法も持ち出した。
 通知書の大半は防衛局が取った対応そのものの指摘だ。承認の留意事項にある工事の実施設計についての事前協議や環境保全対策等についての協議を実施せずに工事が着手されたことなどを指摘している。防衛局はそれなりの根拠をもって協議に応じなかったはずだ。即座に説明できなければ正当性がない。
 防衛局は申出書で承認撤回について「工事等関係者に与える経済的・社会的影響は極めて大きい」と記す。しかし土砂投入こそ、県民に与える経済的・社会的影響が極めて大きいことを知るべきだ。防衛局は当初期日までに準備する必要がある。
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-775793.html



<金口木舌>日本語の会話には英単語が多く出てくる。中学生の頃、英語教師に・・・(2018/8/5琉球新報)
 日本語の会話には英単語が多く出てくる。中学生の頃、英語教師に「だから皆さんは英語を習得しやすい」と言われた。納得したが、できないままだ
▼言い訳でしかないが、英単語にはよく知られた意味以外にも違う語義があるものだ。「長い」の「long」は「熱望」や「切望」も意味する。直訳すると「昨日を熱望する」と歌う曲がある
▼ビートルズの「イエスタデイ」だ。「Now I long for yesterday」とつづる。「ビートルズ全詩集」(内田久美子訳)は「今はただ幸福だった昨日が懐かしい」と訳す
▼恋の歌だと思っていた。作ったポール・マッカートニーが若くして亡くなった母を歌ったと語ったこともあるようだ。いずれにせよ、過ぎた日々に向き合う意味だ
▼この曲の入ったアルバムが英国で発売されたのは1965年8月6日。広島への原爆投下から20年後のこと。そう教えてくれたのは広島で活躍するヴィオラ奏者の沖田孝司さんだ。6月に沖縄市で開いたミニコンサートで語った。過去に向き合う心の大切さをさりげなく説いた
▼原爆で焼き尽くされた街の復興は、緑濃き街再びと立ち上がった人々の力による。失われた一つ一つの命の無念が基にある。体験者の減少による記憶の風化が言われる。曲が歌い継がれるように、私たちはいつまでも語り継がねばならない。
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-775792.html



社説[辺野古聴聞延期要求]土砂の投入を凍結せよ(2018/8/5沖縄タイムス)
 辺野古の埋め立て承認撤回に向けての「聴聞」に関し、沖縄防衛局が期日を1カ月近く遅らせるよう求めてきた。
 その狙いが撤回前の土砂投入にあることは明らかだ。聴聞を延期してほしいというのなら、土砂投入を凍結すべきである。
 翁長雄志知事の埋め立て承認撤回表明を受け、県は国から意見を聞く聴聞を今月9日に実施すると、先月31日、防衛局に伝達していた。これに対し「少なくとも1カ月程度は準備期間が必要だ」として、9月3日以降とするよう変更申出書を提出したのだ。
 県は「相当な期間」を1〜2週間とし、防衛局が今月17日にも予定する土砂投入前に撤回に踏み切る方針だった。
 申出書には、承認が撤回されれば工事費などに支出された928億円が「全くの無駄金になる」との記述もある。県民の反対を押し切って工事を強行しながら、どう喝するような言いぶりだ。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/293939



広島原爆 占領下、高校生がつづった被爆手記 69年経てネットで公開(2018/8/5毎日新聞)
 広島に原爆が投下された4年後の1949年につづられた被爆手記が見つかった。原爆による悲惨な被害状況が広がらないよう、連合国軍総司令部(GHQ)が目を光らせていた占領期に記された極めて貴重な資料。猛火に包まれる広島城やおびただしい数の遺体など被爆直後の広島市中心部の様子が克明に記録されており、インターネットで現在公開されている。
 筆者は旧制広島二中2年当時に被爆した西村利信さん(87)=千葉県船橋市。広島での体験を記憶を元に執筆し、同県立千葉高校の文学クラブが発行した雑誌「道程」に、2回に分けて掲載された。

西村さんの手記「原爆体験記」は、公開に尽力した俳優、岡崎弥保さんの公式サイト (http://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-17) で閲覧できる。
https://mainichi.jp/articles/20180804/mog/00m/040/001000c


posted by オダック at 19:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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