2018年08月11日

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沖縄基地負担、全国の知事に聞いた 12人が「過重」(2018/8/11朝日新聞)
 沖縄県の米軍基地負担について、沖縄を除く46都道府県知事に市民団体がアンケートしたところ、12知事が「過重だと思う」と回答した。普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に対し、急逝した翁長雄志知事が、国の決定事項より県民への公約を優先して反対してきたことには3知事が「支持する」と答えた。
 在沖米軍基地の本土引き取りを呼びかける東京や新潟、山形、大阪、兵庫、福岡、長崎など各地の9団体が10日発表した。辺野古への土砂投入計画が具体化したことを受けて7月に郵送し、今月8日までに、災害対応などで回答できなかった4県を除く42都道府県のうち37道府県から回答を得た。東京、大阪、山梨、佐賀、島根は回答しなかった。

 土砂投入については、全知事が賛否を示さなかったが、「埋め立て撤回も含めた国民的議論を行い、政府と沖縄県で十分に協議を尽くした上で検討すべき課題」(鳥取)、「県民にしっかり説明し、納得していただくことが大切」(大分)との意見があった。

 沖縄の基地負担が過重かどうかの問いには、岩手、新潟、埼玉、静岡、滋賀、鳥取、徳島、香川、高知、大分、宮崎など12知事が「過重」を選択。「『立地』はもとよりさらなる『訓練の分散』を図るなど工夫を」(徳島)、「沖縄への米軍基地集中は、限界の様相を呈している」(静岡)との記述もあった。その他の5県も「過度に集中し、負担軽減が必要」(北海道、山口)、「依然として極めて高い」(栃木、広島)などと負担軽減の必要性に理解を示した。・・・
https://digital.asahi.com/articles/ASL8B53JBL8BUTIL02J.html?iref=comtop_list_pol_n05



社説[翁長知事 苦闘4年]バトン継ぎ前に進もう(2018/8/11沖縄タイムス)
衆院本会議の代表質問で今年1月、野党議員が沖縄で相次いだ米軍機の事故やトラブルを取り上げ、政府を追及した。
 「それで何人死んだんだ」 議場にいた松本文明・内閣府副大臣(当時)からヤジが飛んだ。
自民党議員の無知・無理解は県民の心をいてつかせた。
 「何人死んだら動くのか」 住民の怒りの声を、当時、何人もの人から聞いた。
 この一件を思い出したのは、翁長雄志知事が亡くなったというのに、政府が新基地建設に向け埋め立て地への土砂投入を実施する姿勢を変えていないからだ。
 7月27日、撤回手続きに入ることを正式に表明し、その12日後の8月8日、生きる気力と体力をすべて使い果たして旅立った。
 理不尽な基地負担を拒否し、命を削るように、政府と対峙(たいじ)し続けた壮絶な死だった。
 政府は、そんないきさつを無視して、計画通り土砂投入を強行するつもりなのか。
・・・普天間問題の原点とは何か。菅官房長官との協議で翁長知事は強調している。
 「戦争が終わって、普天間に住んでいる人たちが収容所に入れられている間に土地を強制的に接収され、米軍の飛行場ができた」
 「自ら奪っておいて、それが老朽化したから、また沖縄県で(新基地を)差し出せというのは、これは日本の政治の堕落ではないか」
・・・菅官房長官との初会談では、菅氏の口癖だった「粛々と」という言葉遣いを上から目線だと批判した。
 超党派の参議院メンバーが来県し、基地を抱える市町村長と意見交換したとき、ある参議院議員はこう語ったという。
 「本土が嫌だと言っているんだから、沖縄が受けるべきだろう。不毛な議論はやめようよ」
 翁長氏はこのような本土側の無理解とも向き合わなければならなかった。「魂の飢餓感」という言葉を使って現状を表現したこともある。
 妻の樹子さんによると、翁長氏は当選時「万策尽きたら夫婦で一緒に座り込もう」と約束していたという。
 翁長氏が政治家としてすべてをかけて守り抜いたバトンをしっかり引き継ぎ、広げていくこと−。
 きょう11日、那覇市で予定されている新基地建設断念を求める県民大会は、そのことを確認する大切な場になるだろう。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/297253



筆洗(2018/8/11東京新聞)
 夏の朝、磯野家の時計が止まってしまった。サザエが近所のおばあさんに時間を尋ねる。まだ七時半と聞いて一家は安心するが、季節は時計の針を進めているはずのサマータイム。念押しすると、おばあさんは<ちゃんと一時間おくらしてあります>。波平たちが慌てて家を飛び出した▼一九五〇年の漫画「サザエさん」だ。この頃、連合国軍総司令部(GHQ)の指令で時計を一時間進めるサマータイムが実施され、「サンマータイム」と呼ばれていた。サザエとフネ、カツオがそれぞれ「今日からサンマータイムだ」などと同じ時計の針を進めてしまい、就寝が異様に早くなるという回もある▼サンマータイムはあまり評判が良くなくて続かなかった。制度への違和感を持ちながら、磯野家のドタバタを笑った人も多かったのではないか▼復活すれば、当時以来約七十年ぶりとなるようだ。安倍首相が先日、サマータイム導入の可否を検討するよう自民党に指示した。東京五輪・パラリンピックの暑さ対策が目的だという▼欧州などで定着するサマータイムは日本でも省エネ対策などで何度も検討され、そのたびに話は流れた▼仕事時間が増えるなどの懸念がある一方で、かつての世論調査で、反対意見の最上位は「習慣を変えられるのがいや」だった。気質の問題なら猛暑などの事情をもってしてもハードルはなかなか高そうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018081102000125.html



翁長知事が残した言葉「ウチナーンチュが心一つに闘うとき大きな力になる」 土砂投入許さない県民大会 (2018/8/11琉球新報)
 米軍普天間飛行場の県内移設に伴う名護市辺野古の埋め立て阻止に向けた「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」(辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議主催)が11日午前、那覇市の奥武山公園内で開かれた。主催者発表で7万人が参加した。

 3万人以上の結集を目標とした大会は、8日に急逝した翁長雄志知事を哀悼する思いも重なり、午前10時の開場とともに多くの人々が続々と会場入りした。参加者は「県民は諦めない」などと書いたメッセージボードを掲げ、翁長知事が表明した埋め立て承認の撤回を支持する民意を示した。
・・・翁長知事の息子の翁長雄治那覇市議が登壇し、知事が生前、「沖縄は試練の連続だ。しかし、一度もウチナーンチュとしての誇りを捨てることなく闘い続けてきた。ウチナーンチュが心を一つにして闘うときにはおまえが想像するよりもはるかに大きな力になる」と何度も口にしていたとことを明かし、「翁長雄志に辺野古新基地建設が止められたと報告できるようにみなさま頑張りましょう」と呼び掛けた。
 壇上には翁長知事用のいすが用意され、県民大会でかぶる予定だった青色の帽子が置かれた。沖縄県による撤回を後押しする大会決議では「沖縄県民の命とくらし、沖縄の地方自治と日本の民主主義と平和を守るためこの不条理に全力で抗い続ける」と宣言した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-780115.html



「翁長さんの遺志を継ぐ」 全国20以上の地域で県民大会連帯の集い 東京・池袋には2800人(主催者発表)(2018/8/11琉球新報)
 【東京】沖縄での県民大会に連帯する「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動」が11日、都内の東池袋中央公園で開かれた。
翁長雄志知事の死去を悼み、辺野古新基地建設で17日に予定される土砂投入への反対を確認し合った。
 約2800人(主催者発表)の参加者らは「翁長さんの遺志を継ぐ」などのプラカードを掲げて池袋駅前をデモ行進し、新基地反対への連帯を沿道に訴え掛けた。
 集まりでは首都圏のほか、北海道・帯広から東北、中部、東海、関西、福岡など全国20以上の地域でも県民大会に連帯する集まりがもたれたことが報告された。
 首都圏大行動では、沖縄環境ネットワークの花輪伸一世話人が主催者あいさつし「知事職務代理者により一刻も早く埋め立て承認が撤回され、17日からの土砂投入を中止させることを強く要請する。新基地建設絶対反対を私たち自身の問題としてとらえ、全国の市民と連帯して新基地建設を中止に追い込みたい」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-780384.html


posted by オダック at 20:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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