2018年10月28日

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水俣撮った米写真家、映画化へ ジョニー・デップ演じる(2018/10/28朝日新聞)
 「公害の原点」といわれる水俣病を世界に伝えた著名な米国人写真家の故ユージン・スミスさん(1918〜78)を、俳優のジョニー・デップさんが演じる映画制作の計画が進んでいる。米映画関係者が熊本県水俣市を訪れ、水俣病患者らに制作の意向を伝えた。
 スミスさんは第2次世界大戦中、従軍カメラマンとして沖縄などの戦地を踏み、71年から3年間、妻のアイリーン・美緒子・スミスさん(68)と水俣に滞在。母に抱かれて入浴する胎児性水俣病患者の上村智子さん(77年に21歳で死去)らの撮影に共同で取り組み、集大成の写真集「MINAMATA」で世界に衝撃を与えた。今年はスミスさん生誕100年にあたる。

 アイリーンさんや米映画制作会社の関係者が9月に水俣市を訪れ、智子さんの父好男さん(84)や、胎児性患者の坂本しのぶさん(62)らと面会。坂本さんは「本当のことを伝えてほしい」などと伝えた。

 年明け以降、国内外で撮影が本格化し、水俣の風景も盛り込まれる見通し。アイリーンさんは「ジョニー・デップさんの演技力で、ユージンのユーモアあふれる人格とジャーナリズムへの熱意を世界に知らせ、水俣の今と世界中の公害と闘う人々に光を当ててもらいたい」と話している。
https://digital.asahi.com/articles/ASLBS55ZDLBSTLVB00F.html?iref=comtop_photo



米国 ユダヤ教会堂で銃撃事件 死者11人に(2018/10/28毎日新聞)
 米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)銃撃事件で、連邦捜査局(FBI)は27日、事件による死者が11人に上り、負傷者は6人で、うち4人が突入した警察官だと発表した。ユダヤ人を標的とした憎悪犯罪(ヘイトクライム)として、現場で拘束したロバート・バウアーズ容疑者(46)を追及している。
 米国内ではオバマ前大統領ら民主党有力者らに宛てた爆発物連続送付事件の容疑者が26日に逮捕されたばかりで、11月6日の中間選挙を前に社会分断の深刻さが改めて露呈した。
 米メディアによると、捜査当局は単独犯だとしている。
https://mainichi.jp/articles/20181028/k00/00e/030/171000c



余録 ヨーロッパ映画「少年と自転車」(2011年)は…(2018/10/28毎日新聞)
 ヨーロッパ映画「少年と自転車」(2011年)は、施設に預けられた母のない少年が、父親に見捨てられる話だ。少年は悪い男に優しくそそのかされて強盗を犯す。男を父の代わりと信じたかったのだ▲2度裏切りにあった少年を養い親として迎え入れたのは、赤の他人の女性美容師だった。かつて父親に買ってもらった唯一の宝物である自転車を、女性の自転車と交換し、2人で走る場面には、信頼できる大人と巡りあえた喜びがにじんでいた▲監督のダルデンヌ兄弟は、日本で聞いた少年犯罪の実話を基に脚本を書いた。その少年はいつも施設の屋根に上って親を待っていた。「もう下りてきなさい」。そう職員に促され、人を信じなくなり、やがて重大事件を起こした▲高級店が並ぶ東京・南青山に、虐待にあったり非行に走ったりした少年少女を一時保護する児童相談所ができる。計画に一部住民が「街のブランド価値が下がる」と反対しているそうだ。どんな街でも景観や雰囲気は大切にしたい▲しかし、児童相談所が原子力発電所やゴミ焼却場といった「迷惑施設」のように嫌われるのだとしたら首をかしげる。建設に賛成の住民もいるだろう。ここは地域の良識を静かに見守りたい▲街には不思議な力がある。全て明るく整いすぎると、意外に平板で活気に乏しい。表通りがどんなに豪華でも、ちょっと裏道に入ったら思いがけない陰や生活の息吹を感じる時、街は生き生きと人間らしい顔になる。経済的評価だけが価値ではない。
https://mainichi.jp/articles/20181028/ddm/001/070/072000c



<金口木舌>日本は「自己責任」、スペインやアメリカでは…(2018/10/28琉球新報)
 48年前のきょう、報道写真家の沢田教一さんがカンボジアで取材中に銃撃され亡くなった。ピュリツァー賞を受賞した、ベトナムで戦火から逃げる母子を撮った「安全への逃避」は、平和のために何かできないかという思いを人々に抱かせた

▼本紙も1967年に記者をベトナムに派遣した。南ベトナム解放民族戦線に拘束され、後に解放された。なぜ危険を冒してまで戦地に赴くのか。現地の実態を発信することで、少しでも苦境にあえぐ人たちを救いたいという思いがある
▼シリアで武装勢力に拘束されていたジャーナリストの安田純平さんが帰国した。市民の側から戦闘行為の実態を伝えてきた安田さんに対して「自己責任」という批判が向けられている
▼安田さんと同時期に拘束されたスペイン人ジャーナリスト3人はスペイン政府がカタールなどに仲介を依頼し、2016年に解放された。帰国した3人をスペイン軍関係者が敬礼して迎える姿が印象に残る
▼15年にフリージャーナリストの後藤健二さんがISに殺害された際にも日本で「自己責任」の批判が上がったが、オバマ米大統領(当時)は「勇敢にシリアの人々の苦境を外の世界に伝えようとした」とたたえた
▼報道の使命は地域や世界で起きている現実を伝えること。命懸けで事実を伝えようとした人を中傷する背景には報道への無理解がある。
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-825371.html



身体拘束は人権侵害 精神科医療シンポジウム 寄り添う治療考える(2018/10/28琉球新報)
 精神科病院で患者の手足をベッドにくくりつける「身体拘束」についてのシンポジウムが27日、沖縄国際大学であり、精神障がいの当事者や医療従事者が身体拘束の問題点を話し合った。自らの拘束体験を漫画にし配布したなかむらなつみさんは「拘束や隔離のつらさや恥ずかしさ、寂しさはなかなか理解してもらえない」と語り、過度な身体拘束は人権侵害であると問題視した。
 医療従事者を目指す学生らに対しては「患者に寄り添った医療とは何か考えてほしい」と訴えた。学生や医療従事者ら約160人が参加した。
 精神保健福祉士の砂盃(いさはい)純子さんは、精神疾患の人を救うのは治療ではなく「温かい心」と強調する。「あなたのままで」「自分らしく」という言葉をいつも自分自身にも、相談を受けた人にも伝えているとした。
 杏林大の長谷川利夫教授とオリブ山病院の横田泉副院長による講演もあった。
 糸満市から参加した泉和華(のどか)さん(29)=医療従事者=は「『管理するまま、されるがまま』という精神科医療の問題点がよく理解できた。患者との向き合い方を考え直すきっかけになった」と話した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-825409.html


posted by オダック at 17:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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