2018年11月05日

PICKUP NEWS


【社説】安田純平さん いくつもの教訓がある(2018/11/5東京新聞)
 自己責任と言われようが、紛争地の現実を伝える報道の意義は大きい。ただ、身の安全確保、周到な準備は絶対におろそかにしてはならない。今回、起きたことからは、よく教訓をくみ取りたい。
・・・ 長期間拘束され疲弊した人をこれ以上、バッシングする意味はない。ただ、安田さん自身も認めているように、行動の適否を検証する必要はあるだろう。
 過激派組織「イスラム国」(IS)の実態取材が目的で、「外国人義勇兵の心情、理想や出身国の問題を知ることが、これからの世界を見る上で参考になるのではないか」と説明した。
 安田さんのようなジャーナリストがいなければ、紛争地の悲惨や真実は伝わらないことは確かだ。
 ISに殺害されたとみられるジャーナリスト後藤健二さんのガイドらの仲介で、トルコから深夜、シリアに徒歩で入国する際、予定とは別の人物について行ってしまい、拘束されたという。「完全に私の凡ミス」と反省を口にした。・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018110502000139.html



(社説)使用済み燃料 保管リスクを直視せよ(2018/11/5朝日新聞)
 問題解決の見通しがないまま、原発の再稼働によって確実に増えるやっかいなものがある。使用済み燃料だ。
 政府の掲げる核燃料サイクル計画では、青森県六ケ所村で建設中の再処理工場に運び、プルトニウムを取り出すことになっている。それを見込み、電力各社は現在、使用済み燃料のほとんどを、原発にあるプールのなかで冷却水を循環させながら保管している。
・・・ 一方、再処理工場の完成は20回以上も延期され、使用済み燃料を原発からいつ搬出できるのかわからない。そもそも核燃料サイクルは破綻(はたん)しており、再処理工場は稼働させるべきでもない。それなのに、原発のプールでいつまでも使用済み燃料の保管を続けるのは、無責任だ。
・・・ せめて、すでに存在する使用済み燃料を、少しでも安全に保管するにはどうしたらよいか。現実的な選択肢として考えられるのが、水や電気を必要としない空冷の容器で保管する「乾式貯蔵」への移行だ。
 すでにいくつかの電力会社は検討を始めている。・・・
・・・ ただ、こうした動きの背景には、燃料プールが満杯に近づきつつあり、このままでは原発の運転が続けられなくなるという事情がある。
 乾式貯蔵への転換はあくまで、現在の保管方法がはらむリスクを減らすための措置だ。原発の運転を続ける口実にしてはならない。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13755180.html?iref=comtop_shasetsu_02



玉城知事、初の訪米へ 辺野古新基地反対の民意訴え(2018/11/5琉球新報)
 沖縄県は5日、玉城デニー知事が11日から16日の日程で米国ニューヨーク市と首都ワシントンを訪問すると発表した。知事就任から1カ月余りで初の訪米要請行動となり、ニューヨーク大学での講演などを通じて、米軍普天間飛行場の返還・移設問題を巡って辺野古新基地建設に反対する沖縄の民意を米国政府や国際社会に訴える。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-829438.html



測量業者が無断伐採 石垣陸自配備 地主、国の手法「強権」(2018/11/5琉球新報)
 【石垣】沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画に関し、配備予定地で沖縄防衛局が発注する測量業務において、委託業者が地権者に無断でくいを打ったり樹木を伐採したりする作業を行っていたことが、4日までに分かった。
 地権者の男性によると、9月12日に所有する農園にくいが打たれていることや、樹木が一部伐採されていることを発見。地権者の求めに応じて10月30日に防衛局職員が現場を確認し、委託業者のミスを認めた。
 防衛局職員は今月2日に地権者の自宅を訪れ、「業者の不手際で迷惑をかけて申し訳ない」とする内容の文書を提出した。
 地権者は「『業者のミスで』との色合いが強い。防衛局が事前に伝達するなど丁寧な対応をしていれば、このような事態は起こらなかった」として受け取りを拒否し、新たな文書の提出を求めた。
 また、地権者は「配備計画当初から既成事実の積み重ねに終始し、情報交換などをないがしろにしてきた結果としてこのような事態が引き起こされた。強権的に配備されることには反対する」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-829334.html



<金口木舌>チャグムと沖縄(2018/11/5琉球新報)
 綾瀬はるかさんが主演したテレビドラマ「精霊の守り人」。架空の世界を舞台に精霊を巡る冒険や国と国の争い、不条理にあらがう人々を描く。3部作が今年2月まで放送された。原作は上橋菜穂子さんの小説

▼主人公の一人チャグムに対し、強国の王子は服従を迫る。強大な権力を誇示した後、穏やかな口調で告げた。「おれの翼の下に入ることを選べば、豊かな暮らしをあたえてみせる」
▼帰国の船でチャグムは想像する。「けっきょく手先となり、民は隣国を攻める長い戦に駆り出されるだけだ」。暗い未来を避けるため監視を逃れ海に飛び込み、国の危機を救う旅に出る
▼チャグムと沖縄が重なる。政府は「沖縄に寄り添う」と繰り返すが、実態は依存。名護市辺野古の海には耐用年数200年ともいわれる新基地の建設を強行する。基地と振興策のリンク論もはばからず、意に沿わない沖縄には兵糧攻めをにおわす
▼日本国憲法は3日で公布から72年。安倍晋三首相は自衛隊明記を主張し、改憲へのアクセルを踏む。今国会でも「今を生きる政治家の責任だ」と持論を展開した
「戦争が起きてしまったら、責任は政治家だけではなく、その時代に生きたすべての人にあると思う」は上橋さんの言葉。首相の語る責任の範囲に沖縄は入っているのか。未来への責任は沖縄にもある。だからこそ異を唱え、あらがう。
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-829203.html



posted by オダック at 21:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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