2018年12月04日

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(社説)辺野古に土砂 政権の暴挙認められぬ(2018/12/4朝日新聞)
 安倍首相が繰り返し口にしてきた「沖縄の皆さんの心に寄り添う」とは、つまりはこういうことだったのか。
 
沖縄県の米軍普天間飛行場の移設をめぐり、岩屋毅防衛相は名護市辺野古の沿岸部に基地を造るため、今月14日から土砂の投入を始めると述べた。
 9月の知事選で県民は「辺野古ノー」の意思をはっきり示した。にもかかわらず工事を進める政府をただすため、県が国地方係争処理委員会に審査を申し出た矢先の表明である。
 民意を踏みにじり、紛争解決のために用意されている手続きも無視しての強行姿勢を、断じて認めることはできない。
 辺野古沖の大浦湾には262の絶滅危惧種を含む5800種以上の生物が確認されている。ひとたび土砂が入れば、この豊かな海に計り知れない打撃を与えることも忘れてはならない。
・・・ 埋め立ての本体工事に5年。防衛省自身の調査によって最近わかった、当初の想定をはるかに上回る軟弱な海底地盤の改良工事に5年。その後の施設整備などに3年――。最低でも13年はかかると見て、先月開かれた政府との集中協議で示した。
 費用も計画の2400億円ほどではとても足りず、10倍以上になると試算している。むろん国民の税金から支払われる。
 結局、集中協議も首相と玉城デニー知事との2度の会談も、話し合いをした形をつくるために開いただけではないか。4年前、当選した翁長雄志前知事との面会を拒み続けて批判を浴びた政権だが、やっていることは何ら変わらない。・・・
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13796522.html?iref=comtop_shasetsu_01



【社説】辺野古埋め立て 対立を深める暴挙だ(2018/12/4東京新聞)
 沖縄県名護市辺野古へ米軍新基地建設を進める政府は、十四日から埋め立ての土砂投入に踏み切る方針だ。県との集中協議は単なるポーズだったのか。対立を深めるだけの暴挙と気付くべきである。
 集中協議は県側の提案で、十一月に約一カ月間行われた。
 玉城デニー知事は安倍晋三首相との締めくくり協議で、新基地建設の工費は当初予定の十倍超の二兆五千五百億円に膨らみ、工期も今後十三年に及ぶとの県の試算を提示。「いつまで沖縄なんですか、どれだけ沖縄なんですか」と事業の抜本見直しを求めた。
 これに対し首相は、計画通り建設を進めると述べるのみだった。
 具体的な反論をしなかったのは、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設を「辺野古ありき」の政治的判断で進めているためとしか思えない。最初から埋め立て準備の工事を続行しながらの話し合いであり、誠意が欠けていた。
・・・ 行政不服審査法に基づくこの手続きは、身内のお手盛りで公平性がない。そもそも防衛局は同法の定めで申し立ての当事者になれないと行政法学者らが批判しているのに、政府はお構いなしだ。
 県は対抗手段として十一月末、国地方係争処理委員会に国交相の措置の取り消しを訴えた。今後は法廷闘争も見込む。国の強引な手法に対する判断を注目したい。
 さらに県は、県民有志が直接請求した辺野古新基地の是非を問う県民投票を来年二月二十四日に行うと決めた。埋め立てに賛成か反対か二択で答えてもらう。極めて明確に民意を測る機会となる。
・・・ 「辺野古が唯一」の政府方針があらためて問われる局面が続く。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018120402000143.html



失踪実習生3人に2人が最低賃金を下回る 野党、聴取票2892枚集計(2018/12/4東京新聞)
 外国人労働者受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を巡り、立憲民主党など野党七党派は三日、失踪した技能実習生から聞き取ったすべての生データ(聴取票)の書き写し作業を終え、集計結果を公表した。およそ三人に二人が失踪前、最低賃金を下回るような給与水準で働いていたとしている。
・・・ 野党が、書き写した聴取票から時給を計算したところ、千九百三十九人(67・0%)が一六年の全国最低賃金(七百十四円)を下回った。野党は、回答した失踪者の多くは一六年に働いており、賃金を含む過酷な労働環境に耐えかねて失踪したとみている。失踪の動機では「危険」「指導が厳しい」「セクハラがあった」などの回答もあった。
 法務省は、最低賃金以下の低賃金を失踪の動機として挙げた失踪者は二十二人と説明している。野党の集計では、二百九十二人(10・1%)が、月の残業時間が八十時間以上の「過労死ライン」を上回っていた。暴力を理由に失踪した人は百三十九人(4・8%)。平均月収は約十万八千円だった。
 国民民主党の山井和則国対委員長代行は「技能実習制度は違法状態がほとんどということが明らかになった。(改正案の)法案審議をストップすべきだ」と話した。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018120402000128.html



<税を追う>取材班から ローン地獄、反省なく(2018/12/4東京新聞)
 あれも欲しい、これも欲しい。ローンでどんどん買っているうちに借金が膨らみ、気がつくと、首が回らなくなっていた。そこで債権者に泣きつき、返済を待ってもらおうと頼み込む。
 ローン破産者の身の上話ではない。日本の安全保障を担う防衛省の話だ。
 安倍政権で顕著になった兵器ローンの増大で、防衛省が多くの防衛関連企業に「支払い延期」を申し入れたことが分かった。ある商社の幹部は「今年度、来年度の歳出化経費(ローン返済費)が足りないって聞いていた。業界みんな知ってるよ」と言う。
 防衛省の「ローン地獄」は業界では周知の事実だった。払っても払っても返済が追いつかず、二〇一八年度予算で、残高は五兆円を超えた。民間企業ならこんな野放図な買い方はできない。ところが、政府から反省は聞こえてこない。
 月内に新しい防衛大綱や中期防衛力整備計画が発表される。情報だと、財布のひもを締めるどころか、さらに米国製の高額兵器を購入する勢いだ。
 ローンを返せないなら手元の金を増やせばいい−。自転車操業に陥った原因や責任を省みず、そんな発想は許されない。いくら国防のためとはいえ、際限なき兵器購入のツケは国民に回ってくる。 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120402000174.html



探査機が小惑星ベンヌ到着 NASA、岩石採取挑戦(2018/12/4東京新聞)
 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は3日正午ごろ(日本時間4日午前2時ごろ)、探査機「オシリス・レックス」が目的地の小惑星ベンヌの上空に到着したと発表した。1年半かけて上空から詳しく観測した後、NASAでは初めて小惑星への着陸と岩石の採取に挑み、2023年に地球に岩石を持ち帰る。
 小惑星には太陽系の惑星の成り立ちや、生命の起源の手掛かりがあると考えられており、岩石を分析して、それらの謎の解明を目指す。小惑星りゅうぐうを調べている日本の探査機「はやぶさ2」のチームとも協力し、岩石を交換して互いに調べる予定。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018120401001379.html



県の指摘受け、土砂積み込み作業を中断 名護市安和の桟橋 岩屋防衛相「事実関係確認中」 名護市辺野古への新基地建設(2018/12/4琉球新報)
 【東京】岩屋毅防衛相は4日の閣議後会見で、名護市辺野古の新基地建設を巡る同市安和の民間桟橋の使用について、県から適正な手続きが取られていないと指摘されたことに関し「事実関係を確認している」と述べた。防衛省沖縄防衛局は県の指摘を受け、3日に安和桟橋で開始した埋め立て土砂の積み込み作業を中断している。
 県の玉城デニー知事は3日、沖縄防衛局が名護市安和の「琉球セメント」の桟橋で土砂の積み込み作業を開始したことを受け、桟橋の工事完了届が提出されておらず県の規則に違反していることや、土砂の保管に関しても県条例に基づく届け出がないなどと指摘していた
 岩屋氏は4日、県の指摘について「もし不備があれば改めるべきは改めた上で事業をしっかり前に進めたい」と説明した。また、今月14日を予定する辺野古沿岸部への土砂投入に「影響がないように進めていきたい」と語った。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-843599.html


posted by オダック at 21:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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