2018年12月08日

PICKUP NEWS


中国、世界初の月面裏側着陸へ 無人探査機「嫦娥4号」打ち上げ成功(2018/12/8毎日新聞)
 中国国営の中央テレビによると、中国は8日未明、世界初の月面裏側への着陸を目指す無人探査機「嫦娥4号」の打ち上げに成功した。鉱物資源などの観測が目的。習近平指導部は、国を挙げて宇宙開発を強化する。
 四川省の西昌衛星発射センターで「長征3号」ロケットに搭載して打ち上げた。年明けに月面裏側に着陸する計画だという。地形や中性子線などの月面環境を観測するほか、地質も調査する。
https://mainichi.jp/articles/20181208/k00/00m/040/058000c



超過演説の森氏、伊達議長が「高圧的制止」(2018/12/8毎日新聞)
 参院会派「希望の会」(自由・社民)の森裕子氏が7日の参院本会議で堂故茂・農林水産委員長(自民党)の解任決議案の趣旨説明を行った際、動議で15分に制限された演説時間を10分以上オーバーしたため、伊達忠一参院議長が語気を強めて制止する場面があった。野党側は「高圧的だ」と反発した。
 伊達氏は「森くん、簡単に願います」と4回注意した後、「発言を禁止せざるを得ない」とトーンをあげた。森氏は「(政府は)文書は改ざんし、資料は出さない。我々は議論の前提にさえ立っていない。言論封殺には反対する」と反論。しびれを切らした伊達氏が「降壇しなさい」と繰り返し、最終的には与党の議院運営委員会理事らに「連れてけって、あっちに。連れてけっちゅうの」と迫ったため、野党の理事が促して森氏が降壇した。
https://mainichi.jp/articles/20181207/k00/00m/010/198000c



10連休法、統一地方選日程特例法、改正漁業法など成立 日欧EPAも承認(2018/12/8毎日新聞)
 皇太子さまが新天皇に即位される来年5月1日と、「即位礼正殿の儀」が行われる同10月22日を祝日にする特別法は8日未明、参院本会議で共産党を除く与野党の賛成多数で可決、成立した。祝日に挟まれた日を休日にする祝日法の規定が来年は4月30日と5月2日に適用され、4月27日〜5月6日が10連休になる。

 このほか、天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴い、来年の統一地方選の日程を前倒しする特例法が全会一致で可決、成立した。投票日は都道府県と政令指定都市の首長、議員選挙が4月7日、政令市以外の市区町村の首長、議員選挙が同21日になる。

 改正漁業法は自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。企業の参入を促すため、地元漁協などに漁業権を優先的に割り当てる規定を廃止する。約70年ぶりの抜本改正。

 日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)も自民、公明、維新などの賛成多数で承認された。来年2月1日に発効する見通しで、世界の国内総生産(GDP)の約3割を占める自由貿易圏が誕生する。
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181208/k00/00m/010/051000c



(社説)就労外国人 改正入管法成立へ 国会を空洞化させた自民(2018/12/8毎日新聞)
 国の将来を左右する重大なテーマについて審議を尽くし、全体的な合意を図る自覚が今の国会にあるのだろうか。強い疑念を覚える。
 外国人労働者の受け入れ拡大へ向けた入管法改正案が参院本会議で可決され、成立する。
 委員会での審議時間は衆参両院でわずか38時間だった。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法を先の通常国会で成立させた際も与党は審議を急いだが、委員会審議は40時間を超えていた。それと比較しても入管法改正案の扱いは軽すぎる。
・・・ 第一に指摘できるのは外国人労働者の受け入れ拡大を嫌う右派の存在だ。安倍晋三首相のコアな支持層であり、国会で自身が答弁する場面をできるだけ減らしたいという思惑が働いていたようにみえる。
 もう一つは法案の構造的な欠陥だ。来年4月の統一地方選で人手不足対策としてアピールはしたいが、入国管理政策の転換と位置づければ支持層の離反を招きかねない。そう考えた結果、問題の多い技能実習制度を土台とする応急的な制度の立て付けになったのではないか。
 「安倍1強」のもと、首相の意向を与党が優先し、国会を軽んじる傾向は年々強まっているが、ここまで露骨に審議を空洞化させて恥じないのは、明らかに立法府の危機だ。・・・
https://mainichi.jp/articles/20181208/ddm/005/070/140000c



(社説)改正入管法成立へ 多くの課題を残したまま(2018/12/8朝日新聞)
 外国人労働者の受け入れ拡大を図る出入国管理法改正案は、政府与党の強引な国会運営で成立する見通しとなった。
 少子高齢化に伴う人手不足が深刻化するなか、受け入れの必要性自体は多くの人が理解するところだ。だが円滑に進めていくには、文化や言葉の違いを超え、同じ社会でともに生きていく覚悟と準備が求められる。・・・
 ■思惑先行の果てに
 これまでも立法府を軽視してきた安倍政権だが、今回その体質をますますあらわにした。
 非専門職の就労に初めて門戸を開くのに、「従来の方針を変更するものではない」と言い張る。新設する在留資格「特定技能1号」で働く人の約半数、業種によっては100%が、現行の技能実習制度から移行するとの見込みを政府自らが示しながら、「二つの制度は全く別のものだ」と強弁を続ける。
 なぜ生煮えの法案をつくり、拙速に成立をめざしたか。透けて見えるのは打算や思惑だ。
 来年の統一地方選と参院選に向けて、人手を確保したい産業界の支持を得たい。一方で、外国人の増加を警戒する政権の支持層もつなぎとめたい。その帰結が、政府が描く「単身で来日し、働き、やがていなくなってくれる労働者」像といえる。
 ■無にされた教訓
 外国人政策は多くの国が失敗と試行を重ねてきた難題だ。
・・・ ドイツは、戦後受け入れた出稼ぎ労働者が国を分断する一因になったと総括し、移民を認める方向にカジを切った。同じ社会の構成員として暮らしていくための支援に力を注ぐ。技能実習と似た制度が多くのトラブルを生んだ韓国は、これを廃止。04年に政府が前面に出て受け入れを調整する仕組みにし、やはり共生を重視する。
 逆にはっきりしたのは、新制度の土台である今の技能実習制度がもつ数々の問題点だ。
 実習生の多くが、最低賃金以下での長時間労働を強いられたり、暴力を振るわれたりし、中には中絶を迫られた例もある。野党による聞き取りや参考人質疑などを通じて、深刻な人権侵害状況が明らかになった。
 法務省は、実習生の調査を通じて内実を知りうる立場にありながら、是正に取り組まず、教訓をくむこともしなかった。それどころか、いい加減なデータを国会に提出し、審議を混乱させた。山下法相は、詳細を調査し来年3月までに実態を解明すると表明したが、順序が逆だ。
 技能実習制度を温存することは、もはや許されない。
 ■求められる抜本対応
 改正法案が成立しても、課題は山積みのままだ。
・・・ 外国人問題に詳しい識者たちはかねて、政策を総合的・横断的に進めるために出入国管理法にかわる法律を制定し、「多文化共生庁」のような組織を設けるべきだと訴えてきた。将来を考えれば、今回のような弥縫(びほう)策ではなく、そうした抜本的な対応こそが必要だ。

 すでに大勢の外国人が日本で生活し、社会を支えている。だが一部の自治体や住民は別として、多くの人はその姿を直視せず、「わがこと」として考えてこなかった。国会審議はその現実もあぶり出した。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13803208.html?iref=comtop_shasetsu_01



【社説】入管難民法の改正 「共生」の国はどこへ(2018/12/8東京新聞)
 なぜ、それほどまでに急ぐのか。外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正である。議論不足の見切り発車では禍根を残す。
 参院法務委員会での法案審議が大詰めを迎えた六日、安倍晋三首相は、来年四月に予定する法律の施行前に「法制度の全体像を国会に報告したい」と答弁した。
 衆院での法案審議の在り方を憂慮した大島理森衆院議長が自民、公明の与党に法施行前の政府報告と再質疑を求めたことに応えたものだが、首相の発言は改正法が生煮えで、不備も多いと、認めたも同然だ。
◆国会への冒涜に等しい
・・・ 首相発言を引くまでもなく、この改正法には多くの問題が残る。
 外国人労働者の受け入れを拡大する新制度は人材確保が困難な産業分野で一定の技能を持つ「特定技能1号」と熟練技能に就く「特定技能2号」の在留資格を設けるのが柱だ。
 しかし、新制度は来年四月開始だけが確定したようなもので、外国人労働者が来日して働き始めた場合、さまざまな困難を予感させる杜撰(ずさん)な制度設計である。
 外国人労働者の円滑な受け入れには労働者自身やその家族の日本語教育、医療・福祉などの生活支援策といった整えるべき施策がいくつもある。生活者として迎えるには、地域社会との摩擦を避けるための対応策も必要だ。
◆過酷な実態が続く恐れ
 そうした態勢の整備は、どの産業分野や地域に外国人労働者を何人受け入れるのかを明らかにすることが前提だ。政府は十四業種で初年度は三万三千人から四万七千人の受け入れを見込むとはしているが、業種別・地域別の数字は明らかにしていない。これでは具体的な対応策がとれるはずがない。
・・・ 二〇一五〜一七年の三年間で、外国人技能実習生の計六十九人が死亡していたという。実習中を含む事故死や病死のほか、自殺も複数人いた。法務省の集計である。実習生の労働現場は予想以上に過酷で非人道的だったのかもしれない。看過できない問題だ。
 しかも「特定技能1号」の人は家族帯同が認められない。それ自体が人権上の問題だし、働く期間は永住権取得の要件である「国内就労」に算入しないという。これは人間としてでなく、単なる労働力としてのみ存在を認めるという意味ではないのか。
 ・・・昨年失踪した技能実習生の67%が最低賃金をも下回っていた。新制度では「日本人同等以上」の賃金をうたうが、それは最低賃金を指すのかもしれない。景気の調整弁に外国人を使おうとしているのか。・・・
◆強引審議が目立つ与党
 十月に始まった臨時国会では、通常国会に続き、与党が審議を強引に進める場面が目立った。水道法の改正は自治体の水道事業に、漁業法の改正は漁業に、いずれも企業の参入を促すものだが、与党は慎重審議を求める野党の声に耳を貸さず、採決を強行した。
 外国人労働者の受け入れ拡大を含め、これらは政策の大転換だ。強引な審議を繰り返すようでは、国民の理解は得られまい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018120802000140.html



自民議員、平均6300万円超 17年政治資金 収入上位に18人(2018/12/8東京新聞)
 国会議員の資金管理団体と関連する政党支部が二〇一七年に集めた政治資金に関し、議員一人当たりの実収入の平均額を政党別に見ると、自民党が前年比24・4%増の六千三百九十八万円だったことが七日、共同通信の集計で分かった。第二次安倍内閣が発足した一二年以降最多で、野党第一党の立憲民主党(二千二百二十五万円)の約三倍。議員別の収入額でも上位二十人のうち自民が十八人を占め、資金面で「自民一強」が浮き彫りになった。一位は二億五千八百十七万円の麻生太郎副総理兼財務相だった。

 政党支部への企業・団体献金は一六年比28・3%増の三十七億一千万円で、うち自民分(三十四億一千万円)が91・8%に上った。
 平均収入の二位は希望の党で五千七百六十五万円。国民民主党三千五百三十七万円、日本維新の会二千九百八十三万円、自由党二千二百五十一万円、立民と続いた。公明党は千七百十九万円、社民党は千二百八十一万円だった。

 共産党議員は資金管理団体を持たず、党支部代表に原則就いていないため除外した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018120802000117.html



党首選でメルケル氏の後継者勝利 女性幹事長、次期ドイツ首相候補(2018/12/8東京新聞)
 【ハンブルク共同】ドイツ保守与党キリスト教民主同盟(CDU)は7日、北部ハンブルクで党首選を行い、メルケル首相の後継者とされ「ミニメルケル」と呼ばれる女性のクランプカレンバウアー党幹事長(56)を選出した。CDUは18年間在任したメルケル党首のリベラル路線継続を選択した。クランプカレンバウアー氏は次期首相候補となり、ドイツでは2代続けて女性首相が誕生する可能性が高まった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018120701002773.html



<金口木舌>魂の叫び(2018/12/8琉球新報)
 重い鐘の音から始まるその曲は、両親の愛を求める魂の叫びのように聞こえる。「お母さん、行かないで。お父さん、帰ってきて」。ビートルズのメンバーだったジョン・レノンの曲「マザー」だ

▼船の給仕人だった父親は家にいないことが多く、ジョンが生まれた時も不在だった。父親はジョンが5歳のころ、どちらと暮らすか迫ったがジョンは母親を選んだ。ただ、母親ともずっと暮らせたわけではない

▼「お母さん、僕はあなたのものだったけど、あなたは僕のものではなかった」。幼い頃の厳しい境遇を歌ったこの曲からは、ジョンの寂しさやつらさが伝わり胸を打たれる

▼ジョンは「愛が世界を平和にする」との考えで数多くの名曲を残した。「イマジン」が有名だ。国はなく、殺すことも死ぬ理由もない。ただ平和に生きること、世界は一つになると想像してみようと歌う

▼平和を求める立場から辺野古の新基地建設に反対するのが玉城デニー知事だ。米海兵隊員の父親は生まれる前に沖縄を去った。父親がいなかった境遇もジョンと共通する。選挙戦や訪米時、出自に触れ、民主主義の大切さを強く訴えた

▼12月8日はジョンの命日だ。政府が辺野古の埋め立てを強行し、知事と県民は厳しい局面に立たされている。「イマジン」でジョンが、平和を夢想するのは僕だけではないと歌ったように沖縄も決して一人ではない
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-845766.html


posted by オダック at 16:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: